〚ヴィランズ手下〛マスターヴィランに捨てられた黒猫 (ページ5)

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ニャニャアページ5

『…そもそも、自分なんかが此処に居ても良いですか?…自分はもう…ルシファー様の手下じゃない…其れに今はもう、只の黒猫だ。』
と、言えばMr.Vさんが何か言いかけていた所をMs.スキャターさんが遮ってこう言った。

「たとえ、今が只の黒猫でも手下だった事には変わり無いですし、気にせず此処に居て下さい、!!」
スキャターさんがMr.Vさんの言葉を遮った事に怒っていたが、自分はどうでも良かった。

「真逆、只の黒猫の自分が、この場に居ても良いと言われるとは思っても見なかった……とかって思ってるでしょ。」
『…煩いです、ジャックハート。』
「はっ!?ちょっと待て、何で僕だけ急に呼び捨てにすんの!?!?」
「日頃の行いだろう。」
「はぁー!?おじさん林檎には言われたくないね!!」
と、火花をバチバチと散らし始める2人にふっ、と笑いながら自分は猫の姿になり、ホテルハイタワーの頂上へと向かった。

『久し振り…マルフィさん。』
「…嗚呼何だ…ルーファか……。」
と、鏡から目線を離さないマレフィセント様の手下、マルフィさん。
相も変わらず、ナルシストのマルフィさんに少し…嫌、かなり苦笑いする。

「所で…ルーファ、君ルシファーに捨てられたそうじゃないか。」
…早速本題に入ってきたか、