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な ― む ページ37

「ハイハイハ〜〜イ!!ルーファチャン!!朝ダヨ〜〜!!起きて〜〜〜〜!!!」
そう言い、お玉でフライパンを叩く音と共に目が覚める。

『……何時もより、起こす時間早すぎません…?』
「任務とリクルート活動は違うからネ〜〜!!!」

お玉でフライパンを叩く音がとても不愉快なのと同時に、何時もより早く起こされたことに少し苛つきゴースに拳骨を落としたくなった。
だが、ゴースは腐ってもゴーストでしかもシリキウトゥンドゥ様の一の側近。
そんな彼に手を出しシリキウトゥンドゥ様の怒りを買ってしまえば、自分の命は勿論他リクルーターの命迄も危険に晒す事になってしまうだろう。
流石に其れは避けたい為、苛つきを落ち着かせる。





身支度を終わらせ、食堂へと行くと其処にはマルフィさんが既に朝食を食べ終えていた。

「本当は2人一緒に食べてほしかったんダケド〜…マルフィクンが先に食べちゃったから,ルーファチャンは先に食べ終わったマルフィクンと駄弁りながら朝食を食べてネ!!」
ゴースはそう言い、何か用事が有るのかそそくさと何処かへ行ってしまった。

『…頂きます、』
そう言い朝食に手を掛けると

「お早うルーファ、何だか機嫌が悪そうだね?」
と、マルフィさんが話しかけてきた。

『…真逆とは言いませんけど、ゴースさんの言う通り自分が貴方と駄弁りながら朝食を食べさせようとしてます?』
「…はは、真逆そんな訳無いだろう?ただ、君が如何にも不機嫌だって言う様な有り様だったらかね。」
そう言い、鏡で口元を隠しながらクスクスと笑うマルフィさんに少々イラッとした。

『…朝早く起こされたかと思えば、どっかの烏さんと駄弁りながら朝食を食べてくださいって言われたとこに少し疲れただけなので、気にしないでください。』
「ウェルウェル…もう疲れているのかい?そんなんじゃ、今日の任務も大変だねぇ。」
そう言い、クスクスと笑うマルフィさんに対して自分はもう呆れを通り越して無視することにした。

なぁんむ ~ ~ ! ! !→←なおーん



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作者名:たにしちゃ | 作成日時:2022年9月29日 17時

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