〚ヴィランズ手下〛マスターヴィランに捨てられた黒猫 (ページ32)

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ふしゅるるる … ページ32

リクルーティング後、自分が欠伸をし腕をグーンと、伸ばしていると

「…ルーファはん、アンタ昨日何時に寝たん??」
『え、昨日は…24時ピッタリに寝たけど…』
と、言えばファージャは何処かむっとした様な表情になり

「そんなんやからリクルーティングの最中に眠くなるんやで!?今日からちゃんと寝えや!!」
と、軽く怒られた…のか?
…怒られたかどうかは分からないが、自分は承諾の言葉を零し、ファージャと別れた。

◊

「あーあ……、リクルーティング参加しないって言ったのに、結局参加しちゃった、見たいな顔してるケド,そんなに嫌だったノ～??」
『…人の肩に足を置きながら話すどっかのゴーストとは喋りません。』
と、言えばゴースはチェ～,と口を尖らせながら肩から降りた。

「…さ～てト、ルーファチャンはリクルーティングでお疲れ様のご様子だシ、オレはブイに頼まれた言伝を伝えようカナ～。」
『Vさんからの言伝が有るなら、其れだけ言ってくださいよ…!』
「ハイハイ,御免ネ御免ネ～,其れでブイからの言伝何だケドサ～,」

◊

『つまり、明日自分がリクルーティング無い変わりに、あのナルシストから…じゃない、マルフィさんとヴィランの事を悪く言ったりヴィランの卵を殺しまくってる輩を排除すればいい、って事ですね…?』
「ウンウン,そうダヨ～!」
Vさんがゴースに言伝を預けた内容はヴィランの卵を排除していたり、ヴィランを悪く言っている輩を排除しろと言った内容だった。
…もうヴィランの手下では無いからと言って、ヴィランを悪く言う奴、ましてはヴィランの卵を潰している奴は許せない。
其の怒りを抑えながら自分はゴースに

『…分かりました、明日マルフィと其の場に行くので…宜しくお願いします、とVさんに言っておいてください。』
と、言い自分は椅子から立ち上がり、扉へと足を向けた。

「ン～?ルーファチャン、どっか行くノ??」
『…明日の事で、あのナルシスト鴉と話をして来ます』
そう言い、自分は自室から出ていった。

「…さ～てト,ブイの所に行かなくちゃナ～」
そう言い、オレは無い足をブイの居る方へ向けた。