なんなんなｧ ~ , ページ18
自分はかなり奥へと走ったと思う。
気付いた時にはほぼ明かりが無く、真っ暗に近い状態だった。
猫の自分は暗闇の中でも並大抵のものは見えるが、こうも真っ暗だと流石にハッキリと完全には視えない。
結構、奥まで来てしまったな、と自分に呆れながら踵を返し戻ろとした瞬間頭上から声がした。
「ウェルウェル…夜中に書庫から気配がすると思い、入ってみれば…何だ、猫がいたのか。」
と、マレフィセントの手下の
『
と、少し苛つきながら云えばマルフィさんは
「君だって、こんな時間にこんな所で一体全体何をしてるんだい?」
『……質問を質問で返すの辞めてくれます?』
少しの間、沈黙が流れる。
「…もう深夜の24時前だ、早く寝給えよ。」
『其れは貴方もでは?』
…段々と両者から魔力が滲み出てくる。
其れに気付いたのか否か分からないがパチン!と、弾けるような音が鳴った後、ルーファが姿を消していた。
「…ゴースか、」
「はァ〜い♡御名答〜〜♡♡」
ふよふよと何処からか現れるゴース。
でもゴースは何処か怒っているのか少し眉間がヒク付いている。
「…ちょっ〜と〜,マルフィクンｯ,何ルーファチャンと魔力で押し合いしてんだヨｩ!あんな事されたらオレ,シリキウトゥンドゥ様に消されちゃうだロ〜!」
「…嗚呼、其れはすまなかったね、」
「……今回は許すケド〜,次はオレの命がナイと思えよ?」
ゴースが魔力混じりでそう云えばマルフィは、注意した君が魔力を使うだなんて、矛盾している…と、思ったが既のところで飲み込み、分かったとだけ返事をし姿を晦ました。
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照れフィと赤面して片手で顔を覆ってるけど,鼻血が出てて,隠しきれてないフィが書きたい…
……書けそうだったら書いても良いですかね…かなり先の話になりそうですが……
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作者名：たにしちゃ | 作成日時：2022年9月29日 17時
