忘れ物 ページ32
いつも持ち歩いてるちょっとしたポーチ
割と大切なものとかがは入ってて(苦笑
撮影とか収録とか
仕事の時は常に持ち歩いていた
今回の取材は写真撮影とかもあったから
ちょっとした待機スペースにポーチ置いてたんだけど
帰る時なかったから持ってくるの忘れたんよね
貴方「ありぃ?ない(苦笑 」
机の上には無くって
スタッフ「あれ?Aさんどしました?」
さっきの撮影で居た男性スタッフさん
貴方「あ、ここの辺にペンギンのポーチありませんでした?」
スタ「いや、見てないですけど……探しましょうか?」
貴方「あ、大丈夫です。」
スタ「いや、でも手伝いますよ?」
貴方「大丈夫ですよ、お仕事中に申し訳ないので」
そう言って断ったのにそのスタッフさんは荷物を置いて探そうとしてくれる
正直、有難い気持ちは多いんだけどね
(ドンッ
スタ「あ、すみません」
貴方「ッ…いえ、大丈夫……です」
ちょっとした過去のせいで
1部の事務所の人や仕事関係以外の男性が……
スタ「顔色、悪いですよ?」
貴方「ッ……本当にッ、、大丈夫ですから」
顔を覗き込んでくるそのスタッフさん
心配してくれるのは分かってる
【男性恐怖症】
そんな自分には恐怖でしかないんだ。
66人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:全テヲ放棄した少年 | 作成日時:2020年7月24日 18時