検索窓
今日:15 hit、昨日:30 hit、合計:62,279 hit

2人の自分。 直人side ページ4

登坂「GENEメンバーとランペの1部メンバーに話したんだってな?」

貴方「………うん。ランペは巴衛が成り行きで…GENEは……ランペみたいに巴衛がいるわけやないし、奏が僕だって知ってるし?なんかあった時のために。」



そう言ったA。
俺らが奏を知ったのもAが意識を失い
奏が現れたことから来てる。




奏はいつも言ってる。
『AがAでいられるために奏がいるの。Aが居なきゃ奏は存在してない』



『私はAがAでいる為に切り捨てなければならなかったけなかった1部なんだ。』



そう言う奏の顔は悲しそうで
無理して笑ってるAと同じだった。




登坂「……無理はしてないんだよな?」

貴方「どこに、無理する理由が?」

直人「だって、Aが自分のこと話すなんて珍しくない?」

貴方「変われと言ったのは直人さん」




まぁ、そうだけど………




直人「まぁ、Aの事を知ってもらうためにも、山田さんから守るためにも奏の存在を知っててもらうのはいいことかもね?」


貴方「奏の方が愛想はいいらしいからね(苦笑 」

登坂「奏もお前だろ?」

貴方「実は、奏が本体かもしれませんよ?」

直人「なわけあるかww」






この時は冗談で言ってると思ってた。









Aが本気で悩んでるって考えなかったんだ。








Aは頼り方を知らない。









そして、嘘をつくのが上手い上に
多くは語らないから……









気づけなかったんだ。

自分の存在。→←2人の自分。



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (64 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
156人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:全テヲ放棄した少年 | 作成日時:2020年3月13日 18時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。