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朝から電車を乗り継いだり、変な人に捕まって脅されたりと色んなことがあって疲れ過ぎたせいか、そのまま眠りに落ちてしまった。
目が覚めたのは夕方前で、まだ少し時間があるから、持って来た服などの荷物を片付けて過ごした。
「お邪魔しまーす……。」
階段を降りてリビングに入った私は、なんとなくそう口にした。
「ははっ、お邪魔しますって。」
そこには金髪男の姿はなく、眼鏡さんだけがキッチンでなにか作っているみたいだった。
もしかしてずっとキッチンにいたのかな。
「みんなが揃うまでゆっくりしてて。あと、あんこフレンチも温め直したから食べな？さっきはみっちゃんがいて食べられなかったやん？」
そうです、そうなんです！
あの人のせいで食べられなかったんです！
このバラの砂糖漬けの紅茶も、もっと優雅な気持ちで飲みたかったんです！
「お言葉に甘えて、いただきます。」
もしこの場にひとりだったら、迷わず手掴みでパクっと食べちゃうところだったよ。
なんとなく普段よりも気取って小さめにカットして一口頬張った。
「んっ、信じられないくらい美味しい！なんですか、この食べ物は……。」
「ははっ。そんな褒め言葉貰えたら、めっちゃ嬉しいわ。」
さっきまでは怖くてよく見られなかったけど、眼鏡さんの瞳はすごく優しい色をしていた。
あぁ、なんだかとっても幸せかも。
こんな大きな豪邸でこんな素敵なおもてなしをされたら、自分がお姫さまになったのかと勘違いしそうになっちゃうよ。
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にかみつば(プロフ) - ぺこさん» コメントありがとうございます。キスマイのマネージャーさんやまわりに関西弁の方が多く、横尾さんもよく関西弁をつかってますよ(^-^)私は可愛いなぁと思いながらテレビで観てます！ (2021年5月28日 3時) (
レス) id: a0721de2a5 (このIDを非表示/違反報告)
ぺこ(プロフ) - たまに横尾さんが関西弁になってるのが多々あるので気になります。 (2021年5月28日 1時) (レス) id: 9baa58e5fc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：にかみつば
| 作成日時：2021年5月25日 23時
