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3話 ページ3






「て事があったんだよー。流石に酷いと思わないかい?我が親友よ。」

「…………え。」



「何?え?なんで固まってるの?アオイ?神崎さん?おーい、帰って来てー」



昨日あった出来事を朝一で同じクラスのアオイに話す(愚痴る)とアオイは固まってしまった。カチコチだ。

何何?無意識に地雷でも踏んだか?



「え、ええと、一応聞くわね?押し倒されたって……え?何でそんなに平然としてるの??」


「あ、親友って言った事は無視なのね。まあいいや。無一郎は彼氏のいない歴=年齢の私をいっつもからかってくるんだよ。流石に押し倒すのは駄目だと思うけど。

本っ当に性格悪いよねー。それなのに可愛い子達にモテるとか羨まし。」


「取り敢えず普通じゃない事を自覚してる??」



ガシッとアオイに肩を掴まれて揺さぶられながら力説された。
アオイの話は簡潔にまとめるとこうだった。


仮にからかいだとしても押し倒すのは流石に度が過ぎている、らしい。


なるほど。それは私も思った。



「だよねぇ。からかいの度が過ぎるよねー。注意しとく。姉的な立場として。」

「まあ、そうね……」



うーんと唸るアオイ。まだ私に言いたい事がある様子。



「他に何かあるの?アオイー?」

「……あくまで、私の意見。参考程度に聞いて欲しいの。」



いつになく真面目なアオイ。いや、アオイはいつでも真面目だ。因みに私は授業中寝るタイプ。



「その、ね?時透くんはAの事、好きなんだと思う……」


「え?どうしてそうなった?」



今の会話にそんな事を連想させる発言は……ない事はないわ。押し倒されると言うパワーワードがあった。



「前々から思っていたの。時透くんってAと凄く距離が近いじゃない?」


「まあ幼馴染だし。」


「……幼馴染、 だとしても。少し距離が近すぎるわ。」


「そう?」


「そうよ。やっぱり自覚なかったのね…」



はぁっと溜め息をつく我が親友。

一言言おう。アオイはめちゃくちゃ可愛い。美人さんだ。
しかも料理上手で家事も完璧にこなす。頭もすこぶる良いし運動神経だって良い。指示の出し方も上手いからクラスのまとめ役。

これはモテるわ。いや実際モテてるし。


私知ってるから。アオイに好きな人いるって知って人知れず泣いていた高山くんの存在を。その他諸々の失恋した人物達を。



……あれ?なんで私なんかが友達でいれるのだろうか。不安になってきた。

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yuina03230418(プロフ) - あっ、むいくんの小説で極端に出る時と極端に出ない時がある善逸〜(( (2020年12月6日 20時) (レス) id: 411fa87a66 (このIDを非表示/違反報告)
ふぐひらめ - 二周しましたよぉぉぉ!!凄いもうこの…こう……とにかく凄いです!(語彙力)これからも応援してます!!!! (2020年10月18日 7時) (レス) id: 0b66878cc1 (このIDを非表示/違反報告)
白霞(プロフ) - むいloveさん» 応援のお言葉ありがとうございます!恋の呼吸を放ってしまいそうな程キュンキュンして頂けて光栄です! (2020年6月23日 16時) (レス) id: 7828c1c33e (このIDを非表示/違反報告)
むいlove - 自分の本名でやったので、よみおわったあとキュンキュンして恋の呼吸を放ってしまいそうでした!とても、書くの、お上手ですね!応援しています! (2020年6月23日 10時) (レス) id: 72d195a4a4 (このIDを非表示/違反報告)
白霞(プロフ) - ももんがさん» ありがとうございます。応援のお言葉まで…感謝の限りです! (2020年6月15日 20時) (レス) id: 7828c1c33e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:白霞 | 作成日時:2020年5月15日 16時

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