・ ページ30
佐「蓮〜？さっくん来たよ〜。お〜い！」
"って、ダンゴムシ蓮くんはそんな素直に出てこないよなぁ〜っ(笑)"
なんて言って困った顔で笑ってる佐久間。
俺と翔太の高校の頃からの友人で
今では蓮の通う幼稚園の先生。
だから何度となくこのダンゴムシ状態の
蓮を見てきたうちの一人。
今の状態をもう俺にはどうすることもできなくて
佐久間に助けてほしいと縋りついた。
佐「さっくん、蓮と一緒に遊びたいなぁ〜」
蓮「........................。」
佐「え〜、これもダメなの？今回は中々手強い..」
連絡するとすぐに来てくれた佐久間は
もうかれこれ20分はダンゴムシと戦ってる。
佐久間で無理ならもう打つ手ないよ....
なんて思ってた時、
佐「ん〜〜っ、じゃあ......これでどうだっ！！！！！」
"必殺技.............甘い蜜ッ！！！"
そんな不思議なセリフと共に
佐「あ、こんな所にグミがある！
蓮出てこないしさっくん一人で食べちゃおっ」
佐久間の小芝居が始まった。
いや、さすがにそれは無理が......
蓮「だめぇっ！！！！れんも！！！！」
って、え....？
いやいやいや、.......え？
めちゃくちゃすぐ出てくるじゃないですか、蓮さん。
今までの頑なな態度は一体なんだったの...？
甘い蜜作戦ちゃっかり成功してるじゃん？
佐「んふふっ、じゃあおいで..よいしょっと」
甘い蜜、、もといグミにつられて
呆気なく出てきた蓮は佐久間の腕の中に
すぽっとおさまってお口をもぐもぐしてる
.....と思ったら寝てる....？
佐「およ？寝ちゃったね...かぁわいいなぁ」
沢山の涙のあとをつけた蓮を
愛おしそうに見つめながら抱きしめる佐久間の姿に
翔太を重ねてまた悲しくなった。
佐「.....ねぇ涼太、なにがあったの？」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 671人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
moco(プロフ) - (名前) ? ?? ?さん» ご連絡ありがとうございます！無事に開けたようで安心いたしました😌今後ともお楽しみ頂けますと幸いです☺️ (5月11日 22時) (
レス) id: 6ba24db0c9 (このIDを非表示/違反報告)
(名前) ? ?? ?(プロフ) - mocoさん» 何度もコメント失礼しました。開くことができました！私の勘違いだったようです。これまでのコメントへのご丁寧な返信ありがとうございました。 (5月11日 13時) (レス) id: 51e5572930 (このIDを非表示/違反報告)
moco(プロフ) - (名前) ? ?? ?さん» 再度メッセージ送らせて頂きました。お手隙の際にご確認お願い致します。 (5月9日 1時) (レス) id: 6ba24db0c9 (このIDを非表示/違反報告)
(名前) ? ?? ?(プロフ) - mocoさん» こちらからmoco様にメッセージを送る方法が分からず、感想欄でのメッセージ送信申し訳ありません。パスワードを何度か送っていただいたとおりに打ってみたのですが開くことができませんでした💦お手数ですがもう一度メッセージを私に送信してもらえないでしょうか？ (5月9日 0時) (レス) id: 51e5572930 (このIDを非表示/違反報告)
moco(プロフ) - イロハさん» 詳細につきましてはメッセージにてやり取りをさせて頂きたいのですがこちらからお送りすることができないようですので、お手数お掛けして申し訳ございませんが、お手隙の際にメッセージ頂いてもよろしいでしょうか？ (5月6日 13時) (レス) id: 6ba24db0c9 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：moco | 作成日時：2022年10月5日 3時
