検索窓
今日:56 hit、昨日:14 hit、合計:251,695 hit

suffer from... ページ37

❄︎Side Ryota❄︎





涼「蓮〜!そろそろ行くよ〜!」


蓮「.......れん、きょう、おやすみにする」


涼「え!なんでよ?ひーくん待ってるよ?」


蓮「っ、だってっ...(グスッ)
しょぴといっしょ、だもん..(グスッ)」




今日は蓮が通う体操教室の日。




あれから蓮はなんとか俺と
話はしてくれるようになったものの
翔太の名前をだせばすぐに
泣いてしまうような状態が続いてる。





翔太が居なくなってから1週間以上が経った今も
未だに2人での生活には慣れなくて




ことある事にこうして
翔太の存在を思い出さずには居られない。




涼「涼くんと一緒じゃいや?」


蓮「りょうくんすきだけど、ひーくんは、しょぴだもん.....」




わかってる、分かってるんだよ。




俺は翔太の代わりにはなれない。




体操教室の送り迎えはいつも翔太だった。




保護者が見学できるスペースがあって
翔太はいつもそこで蓮を見守っていて、
終わったら一緒に手を繋いで帰ってくる。




それが蓮にとっては当たり前の日常だった。




その当たり前が急になくなったんだからこうなっても仕方ない。




涼「......わかった。じゃあ今日はお休みにしよう?
その代わり、来週はちゃんと行くんだよ。お約束できる?」


蓮「..............ぅん。」


涼「じゃあ、ひーくん心配しちゃうからもしもししてくるね。」




そう言ってリビングを出た。

・→←・



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (180 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
664人がお気に入り
設定タグ:snowman , 病系 , 家族系
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

momiji - はじめまして!コメント失礼します。お話読ませていただいてます。続きを読みたく、思いつく限りの数字や小文字を入力しているのですが、解除できませんでした。大変申し訳ないのですが、パスワードを教えていただいてもいいでしょうか?よろしくお願いします。 (3月31日 4時) (レス) id: 9d0703b913 (このIDを非表示/違反報告)
ももんが(プロフ) - 初めてまして!お話読ませていただいてます。続きを読ませていただきたくパスワードを何度かやってみたのですが出来ないので、パスワードを教えていただきたいです。よろしくお願いします (3月30日 17時) (レス) id: 618d86ca93 (このIDを非表示/違反報告)
(名前) ? ?? ?(プロフ) - 初めまして!お話し楽しく読ませていただきました。続きを読ませてもらいたいとおもいます。よろしければパスワードをお伺いしたいです (3月22日 13時) (レス) id: 51e5572930 (このIDを非表示/違反報告)
イロハ - 初めまして。お話の続きを読ませていただきたく、申し訳ございませんが、パスワードを教えていただけますか。よろしくお願いします。 (3月18日 20時) (レス) id: 41b55a3ae8 (このIDを非表示/違反報告)
monami1116(プロフ) - メッセージ失礼します。続きが気になっているのですがパスワードが何度試しても分からないです。教えていただけませんか、、。 (3月17日 22時) (レス) id: 5d7f610668 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:moco | 作成日時:2022年10月5日 3時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。