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サークルに顔も出さずまっすぐ帰ると、部屋の鍵を開けたところでヤスくんからの着信があった。
安『先輩、何で来なかったんですか。･････会いたかったのに』
奥手なくせに、言うことはたまにストレートだから反応に困る。
部屋の小さなソファーに腰を下ろして大きく息を吐いた。
「私･････ヤスくんがわからないの」
安『え･････？』
「確かに好きって言われたよ？でも、学食では目を逸らされるし約束したメールもくれないし･････恋人らしいこと何もしてない」
安『ちょ、ちょっと待ってください！』
珍しく焦ったようなヤスくんの声がスマホを通して聞こえる。
安『学食とメールは･････ホンマにすみません。一緒におった大倉が可愛い子に目がないヤツで。あ、でもめっちゃえぇヤツなんですよ？ただ、アイツ男前やから･････先輩のこと知って本気出したら獲られてまうんちゃうかって』
なんだか･････サラッと凄いこと言われてる？
安『メールも･････まさか先輩がそんな遅くまで待ってくれてると思わんくて。寝てるのに起こしたら可哀想や思ったんです』
「気ぃ遣い過ぎだよ。付き合ってるんだからそんな敬語もいらないし、もっと本音でぶつかって欲しいのに」
安『だって先輩、恋人らしいことって言われても。僕･････』
「･････ん？」
安『･････まだ先輩の気持ち聞いてません！』
あ･････。
安『告白はOKしてくれたけど、好きでいてくれてるかどうかもわからん人に、何も出来へんやないですか！』
言われてみればそうだ。
私、ヤスくんに好きも嫌いも言ってない。
「･････ごめんなさい」
安『謝って欲しいんちゃいますよ。元々サークルでもそんな絡んでなかったですし、僕のこと何とも思ってなかったことぐらいわかってます。せやから、時間かけて僕を知ってもらえたらなぁって』
外にいるのか、受話口からは電車の走行音が聞こえる。
「ヤスくん、いまどこ？」
場所を尋ねたらもう電車に乗るっていうから。
「今日バイトは？」
安『･････無いです』
「じゃあ･････会って話さない？」
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げぼりん(プロフ) - あきらさん» す、す、すみませんー(＞人＜;)書きながら方々からお怒りのお声が聞こえてくるの覚悟しておりました(汗)なるべく早めにスッキリしていただけるよう続き書いてまいりますー(笑)！ (2016年2月16日 22時) (
レス) id: 5190297f8d (このIDを非表示/違反報告)
あきら(プロフ) - ちょっと、ちょっとー！自分の彼女には奥手なのに違う女といい感じってどういうこと？ちょっとヤスくん、バイト終わったら裏口で待ってるから話聞かせてもらおうじゃないの。観覧車デートのときめきを返せー！（笑） (2016年2月16日 21時) (レス) id: e9c7617437 (このIDを非表示/違反報告)
げぼりん(プロフ) - ふわりさん» げぼりんお膳立てしたのにねっ(;o;)ヤスくんいつ本気見せてくれんでしょーね(汗)ふわりお姉さまが爆発する前になんとか次のシチュ考えときます(笑) (2016年2月13日 10時) (レス) id: 5190297f8d (このIDを非表示/違反報告)
ふわり(プロフ) - ぅわあ！マジか！こんな最高のシチュエーションにも関わらず！ここでしないでいつするの！今でしょう（←古すぎて引く）もー読んでる私の口がとんがったままなんですけど！どーしてくれるのさ（笑） (2016年2月13日 10時) (レス) id: aa255c5fb5 (このIDを非表示/違反報告)
げぼりん(プロフ) - まろりー。さん» ヤスくんもヤル気満々だったのにね(笑)邪魔された後に気を取り直してもう一押し出来ないのが今回のヤスくんの残念なところです。あー早くチューしたい(笑)！← (2016年2月13日 10時) (レス) id: 5190297f8d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：げぼりん | 作成日時：2016年1月8日 16時
