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次の日、友だちと学食でランチしてたらヤスくんを見かけた。
彼と一緒にいるのは、ここの学生なら誰もが知ってると言っても過言ではない大倉くんだ。
大倉くんは同じサークルではないけど、みんながカッコイイって騒いでるから、学年も学部も違う私でも知ってる。
2人は食べ終わった後も仲良くお喋りしてて、あんなに楽しそうに笑うヤスくんを初めて見た。
目尻をクシャっとさせて、少しだけおっきい前歯をのぞかせて。
そんなふうに笑うんだ、って。
ずっと見過ぎてたのか、私に気づいたヤスくんとバチッと視線がぶつかった。
･････え？
不自然にならないように小さく手を振ったのに、軽く会釈しただけでまた大倉くんの方に向き直ってしまった。
何よ･････昨日は照れて真っ赤になってたくせに。
今日はあまりにも素っ気ないんじゃない？
心の奥に苛立ちを覚えながら、午後の講義を終えて駅に向かってると、先を歩くヤスくんの後ろ姿を見つけた。
「ヤスくんっ！」
安「あ･････先輩、」
足を止めてくれたヤスくんの隣に、今日は私から距離を詰めて並んだ。
「もし良かったらさ･････どっかでお茶でもしていく？」
私よりも少し上にあるヤスくんの顔を覗き込んで様子を伺う。
安「あー、今日はバイトが･････すみません」
･････勇気、出したんだけどな。
でもここで怯んじゃ会話が終わっちゃう。
「バイトしてるんだ？どこで？」
安「駅前の居酒屋です」
「じゃあ駅まで一緒に行ってもいい？」
安「あ、はい」
駅に着くまでに知れたのは、ヤスくんが実家暮らしなことや、犬を飼ってること。
そして、高校時代に大倉くんと同じバンドでギターを弾いてたことも教えてくれた。
こっちから話しかければ答えてくれる。
でもまだまだ心の距離は遠いように思えた。
いつか私にも、大倉くんに見せたような
クシャっとした笑顔、見せてくれるのかな。
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げぼりん(プロフ) - あきらさん» す、す、すみませんー(＞人＜;)書きながら方々からお怒りのお声が聞こえてくるの覚悟しておりました(汗)なるべく早めにスッキリしていただけるよう続き書いてまいりますー(笑)！ (2016年2月16日 22時) (
レス) id: 5190297f8d (このIDを非表示/違反報告)
あきら(プロフ) - ちょっと、ちょっとー！自分の彼女には奥手なのに違う女といい感じってどういうこと？ちょっとヤスくん、バイト終わったら裏口で待ってるから話聞かせてもらおうじゃないの。観覧車デートのときめきを返せー！（笑） (2016年2月16日 21時) (レス) id: e9c7617437 (このIDを非表示/違反報告)
げぼりん(プロフ) - ふわりさん» げぼりんお膳立てしたのにねっ(;o;)ヤスくんいつ本気見せてくれんでしょーね(汗)ふわりお姉さまが爆発する前になんとか次のシチュ考えときます(笑) (2016年2月13日 10時) (レス) id: 5190297f8d (このIDを非表示/違反報告)
ふわり(プロフ) - ぅわあ！マジか！こんな最高のシチュエーションにも関わらず！ここでしないでいつするの！今でしょう（←古すぎて引く）もー読んでる私の口がとんがったままなんですけど！どーしてくれるのさ（笑） (2016年2月13日 10時) (レス) id: aa255c5fb5 (このIDを非表示/違反報告)
げぼりん(プロフ) - まろりー。さん» ヤスくんもヤル気満々だったのにね(笑)邪魔された後に気を取り直してもう一押し出来ないのが今回のヤスくんの残念なところです。あー早くチューしたい(笑)！← (2016年2月13日 10時) (レス) id: 5190297f8d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：げぼりん | 作成日時：2016年1月8日 16時
