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しばらくお互いの耳をくっつけるようにして抱き合った後、完全に日が落ちた海を眺めて「そろそろ行きましょか･････」とヤスくんが呟いた。
水族館に戻り2周目。
ヤスくんが言っていた通り、昼間とは雰囲気がガラッと変わっていた。
明るめのライトに照らされていた水槽は落ち着いた明るさになっていて、視界は全体的に青い。
元気よく泳いでたアザラシは平らな岩の上で横になり、ペンギンは寝違てしまいそうなほど首を曲げて立ったまま寝ている。
客層もカップルが殆どで昼に比べて人が少ない分、館内は足音が響くほど静かだ。
安「Aさんまたクラゲ見てるー」
昼にも時間をかけて観賞した半透明の小さなクラゲ。
数ある水槽にいろんなクラゲが展示されてる中でも私はこの小さなクラゲに釘づけだ。
青の中で傘を閉じたり開いたり･････
太平洋を模した大水槽で泳ぐジンベイザメよりも見たことのないカラフルな熱帯魚よりも、この幻想的な世界で浮遊する小さな生き物に私の心は奪われた。
「なんだか癒されるんだもん。ずっと見てられるなぁ。名前付けて飼いたいぐらい！」
安「クラゲに名前？」
「そう。名前付けるの」
安「例えば？」
「うーん･････しょーちゃん、とか？」
小さくて癒される。その存在がヤスくんとダブって見えて、そんなことをつい口走ってしまった。
思わずハッと我に返った時には既に遅し。
安「え、僕Aさんに飼われるんですか･････」
ヤスくんは明らかにリアクションに困った表情で目の前のクラゲをただ見つめていた。
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げぼりん(プロフ) - あきらさん» す、す、すみませんー(＞人＜;)書きながら方々からお怒りのお声が聞こえてくるの覚悟しておりました(汗)なるべく早めにスッキリしていただけるよう続き書いてまいりますー(笑)！ (2016年2月16日 22時) (
レス) id: 5190297f8d (このIDを非表示/違反報告)
あきら(プロフ) - ちょっと、ちょっとー！自分の彼女には奥手なのに違う女といい感じってどういうこと？ちょっとヤスくん、バイト終わったら裏口で待ってるから話聞かせてもらおうじゃないの。観覧車デートのときめきを返せー！（笑） (2016年2月16日 21時) (レス) id: e9c7617437 (このIDを非表示/違反報告)
げぼりん(プロフ) - ふわりさん» げぼりんお膳立てしたのにねっ(;o;)ヤスくんいつ本気見せてくれんでしょーね(汗)ふわりお姉さまが爆発する前になんとか次のシチュ考えときます(笑) (2016年2月13日 10時) (レス) id: 5190297f8d (このIDを非表示/違反報告)
ふわり(プロフ) - ぅわあ！マジか！こんな最高のシチュエーションにも関わらず！ここでしないでいつするの！今でしょう（←古すぎて引く）もー読んでる私の口がとんがったままなんですけど！どーしてくれるのさ（笑） (2016年2月13日 10時) (レス) id: aa255c5fb5 (このIDを非表示/違反報告)
げぼりん(プロフ) - まろりー。さん» ヤスくんもヤル気満々だったのにね(笑)邪魔された後に気を取り直してもう一押し出来ないのが今回のヤスくんの残念なところです。あー早くチューしたい(笑)！← (2016年2月13日 10時) (レス) id: 5190297f8d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：げぼりん | 作成日時：2016年1月8日 16時
