☆ ページ25
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マキ「A〜、どうしよう･････緊張で吐きそうや」
「もぉ、会う前から何を言ってるの」
当日は開館時間に合わせた10時に現地集合。
その30分前に私とマキは地下鉄に乗っていた。
マキ「頼むわ、一緒におってー」
「だーめ！大倉くんは別行動なら、ってOKしてくれてたでしょ？」
いつもより3割増しオシャレしたマキは、さっきからずっとこんな感じだ。
彼女の気持ちはよくわかる。
私だって昨夜はドキドキして眠れなかったし、今も手汗がハンパない。
自分の気持ちがヤスくんに惹かれてると自覚してから初めてのデートらしいデートなんだから。
約束の10分前、最寄り駅で下車してからも駄々をこねて腕にしがみついてくるマキを引き摺るように待ち合わせ場所まで連れていく。
チケット売り場を目指すと小柄なヤスくんと背の高い大倉くんが既に待ってるのが遠目からでもわかる。
マキも2人の姿が目に入ったようで、より一層強くしがみついてきた。
マキ「あー、もう帰りたいー」
「バカ。ほら、早く行くよ」
私の後ろに隠れてまだそんなこと言ってるから、別行動になった後の彼女が本気で心配になる。
ちゃんと大倉くんと会話できるのかとか、2人の時間を楽しめるのかとか。
大「あ、来たー！」
安「おはようございまーす」
「おはよー」
大「うっわ･････マキちゃんめっちゃ可愛い！」
マキ「･････ホンマ？」
大「ホンマやって。オシャレしてきてくれたん嬉しいわぁ」
じゃあ俺ら先いくな？って早速照れて固まってるマキの手を取って行ってしまった。
待ってる間にヤスくんたちはチケットを先に買っておいてくれたみたい。
既に入館して見えなくなってしまった2人を思い「大丈夫かなぁ」と呟くと、頭に？を浮かべてるヤスくん。
「ごめん、何でもない。私たちも行こっか」
すると、目を細めて頷いたヤスくんが私の手をそっと握った。
いつもは必ず「手ぇ繋いでもいいですか？」って聞くのに、今日は突然で驚いたからつい繋がった手を見てしまった。
安「わわっすいません！嫌、でしたか？」
慌てて離そうとするのを私が引き止める。
「違うの！なんか、嬉しくって」
その言葉に目を丸くした後、口元からフニャっと笑い「じゃあ今日はずっと繋いどきましょね」って。
「あ。でも私、手汗･････」
安「僕は気にしませんから」
いつものように10本の指が絡むと、私たちも入口へ向かった。
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げぼりん(プロフ) - あきらさん» す、す、すみませんー(＞人＜;)書きながら方々からお怒りのお声が聞こえてくるの覚悟しておりました(汗)なるべく早めにスッキリしていただけるよう続き書いてまいりますー(笑)！ (2016年2月16日 22時) (
レス) id: 5190297f8d (このIDを非表示/違反報告)
あきら(プロフ) - ちょっと、ちょっとー！自分の彼女には奥手なのに違う女といい感じってどういうこと？ちょっとヤスくん、バイト終わったら裏口で待ってるから話聞かせてもらおうじゃないの。観覧車デートのときめきを返せー！（笑） (2016年2月16日 21時) (レス) id: e9c7617437 (このIDを非表示/違反報告)
げぼりん(プロフ) - ふわりさん» げぼりんお膳立てしたのにねっ(;o;)ヤスくんいつ本気見せてくれんでしょーね(汗)ふわりお姉さまが爆発する前になんとか次のシチュ考えときます(笑) (2016年2月13日 10時) (レス) id: 5190297f8d (このIDを非表示/違反報告)
ふわり(プロフ) - ぅわあ！マジか！こんな最高のシチュエーションにも関わらず！ここでしないでいつするの！今でしょう（←古すぎて引く）もー読んでる私の口がとんがったままなんですけど！どーしてくれるのさ（笑） (2016年2月13日 10時) (レス) id: aa255c5fb5 (このIDを非表示/違反報告)
げぼりん(プロフ) - まろりー。さん» ヤスくんもヤル気満々だったのにね(笑)邪魔された後に気を取り直してもう一押し出来ないのが今回のヤスくんの残念なところです。あー早くチューしたい(笑)！← (2016年2月13日 10時) (レス) id: 5190297f8d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：げぼりん | 作成日時：2016年1月8日 16時
