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この大学の学食の窓は一面ガラス張り。
その窓に面した長テーブルで私は黙々と課題のレポートを作成していた。
もうすぐ2時半になろうとするこの時間帯は、食事をする学生たちも疎らだ。
静かな自習室もいいけどある程度の雑音があった方が、私は集中出来るらしい。
ずっと下を向きっぱなしのせいで首が痛い。
顔を上げると、目の前には手入れされた芝生と、その先には花壇が広がっている。
そこへ名前も知らない雀サイズの鳥がパタパタと飛んできたのをぼんやりと眺めてたら･････
安「先輩･････」
見上げれば丼が乗ったトレイを持ったヤスくんが立ってた。
安「隣、いいですか？」
「いいけど、もうすぐマキも来るよ？」
置いてた鞄を退けて席を空けてあげる。
ヤスくんはそこに座りながら「マキ先輩はもう帰りましたよ」って。
さっきの授業でマキと一緒になって、私が学食にいる事を教えてくれたらしい。
マキ、気を遣ってくれたんだ？
スマホのメール画面を開いて「ありがとう」と打ち込んだら、すぐに親指を立てたスタンプが返ってきた。
隣では丁寧に手を合わせてるヤスくんがいて、その流れでメガネを外した。
「･････あ、」
安「え？･････あぁ、かけたまんま食べたら曇るんで」
ニコッと笑ってから目の前のカツ丼を頬張った。
その横顔を見て思う。
ヤスくんって前からこんな顔だったっけ？
私の気持ちの変化で見方まで変わっちゃったの？
咀嚼してる口元はセクシーだし、丼をガッチリ掴む手は小さいながらもゴツゴツしてるし血管浮いてるし。
このまま付き合っていけばいつかはこの唇とキスするのかな、とか。
先日はこの男らしい手に握られた感触とか。
自分で想像しておきながらキュンとしてしまった。
･････って、やだやだ！
イロイロ妄想してデレデレしてるのって私の方だ。
なんだか･････
彼の人柄も仕草も。
会う度に、新しい一面を知る度に。
好きになってるな、私。
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げぼりん(プロフ) - あきらさん» す、す、すみませんー(＞人＜;)書きながら方々からお怒りのお声が聞こえてくるの覚悟しておりました(汗)なるべく早めにスッキリしていただけるよう続き書いてまいりますー(笑)！ (2016年2月16日 22時) (
レス) id: 5190297f8d (このIDを非表示/違反報告)
あきら(プロフ) - ちょっと、ちょっとー！自分の彼女には奥手なのに違う女といい感じってどういうこと？ちょっとヤスくん、バイト終わったら裏口で待ってるから話聞かせてもらおうじゃないの。観覧車デートのときめきを返せー！（笑） (2016年2月16日 21時) (レス) id: e9c7617437 (このIDを非表示/違反報告)
げぼりん(プロフ) - ふわりさん» げぼりんお膳立てしたのにねっ(;o;)ヤスくんいつ本気見せてくれんでしょーね(汗)ふわりお姉さまが爆発する前になんとか次のシチュ考えときます(笑) (2016年2月13日 10時) (レス) id: 5190297f8d (このIDを非表示/違反報告)
ふわり(プロフ) - ぅわあ！マジか！こんな最高のシチュエーションにも関わらず！ここでしないでいつするの！今でしょう（←古すぎて引く）もー読んでる私の口がとんがったままなんですけど！どーしてくれるのさ（笑） (2016年2月13日 10時) (レス) id: aa255c5fb5 (このIDを非表示/違反報告)
げぼりん(プロフ) - まろりー。さん» ヤスくんもヤル気満々だったのにね(笑)邪魔された後に気を取り直してもう一押し出来ないのが今回のヤスくんの残念なところです。あー早くチューしたい(笑)！← (2016年2月13日 10時) (レス) id: 5190297f8d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：げぼりん | 作成日時：2016年1月8日 16時
