なにわ “生まれ” の “女子” やねん！【Ⅲ】 (ページ21)

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□癒やしページ21

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『ちょっと丈くんさ、大橋くんのこと “和也” って呼んできてくれない？』

丈一郎「は？」

恥ずかしそうに少しニヤと笑ってから、向かい側に座っていた丈くんは席を立つ。

…え！いいの！

しかし、大橋くんの近くを通り過ぎると、みっちーと話しだした。

……ちょっと期待したのに。

『あーあ、癒やしがほしい…』

謙杜「俺でよければ？」

『何を言ってるの？』

謙杜「ごめん」

背もたれにもたれて伸びをする。

長尾くんが撮影から戻ってきたということは、次は私か。

……癒やし…動物でも飼おうかな…

いや、飼ってるわ。

ちょっとだけそんな事を考えながら、主には集中して撮影を終わらせた。

丈一郎「疲れてるん？」

『…疲れてるっていうか、体はピンピンなんだけど。んー、なんだろうね？』

大吾「あるある」

『大吾くんは、そういう時どうしてる？』

大吾「流星愛でる。はっすんに甘える」

流星「大ちゃん常に疲れてるやん」

今も流星くんにくっつこうとしていて、実は疲れてるのかもしれない。

特に意味もなく、撮影中の高橋を眺めた。

『…ごめん、インタビューまで寝る。すぐ起こして』

流星「はーい」

大吾「…ホンマに疲れてるんちゃう？」

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