なにわ “生まれ” の “女子” やねん！【Ⅲ】 (ページ13)

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□遭遇ページ13

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菊池「Aじゃね？」

二宮「あれ、本当だ」

『えっ？あっ、お疲れさまです』

名前を呼ばれた気がして振り返ったら、こっちを指さす菊池くん。

その隣には小さめ＆小さめ＆大きめ …な人たち。

…よにのさんだ！

山田「ごめんね、撮影中？」

『そうです。あ、出ていいんですか？』

山田「おいで」

二宮「その衣装見せちゃっていいの？」

『いいですいいです』

山田くんが場所をあけてくれて、ありがたく写らせていただく。

菊池「待って」

『はい？』

菊池「Aがいるってことは剛さんも…？」

手のひらを向けて私を止めた菊池くんは撮影陣に目を凝らす。

山田「あっ！」

中丸「え」

二宮「そうだ。いるの？」

『あはは、今はいないですね』

焦りだす４人が面白くて、つい笑ってしまった。

否定すると、胸をなでおろす山田くんと残念そうな二宮くん。

『今は完全に１人の撮影です』

ちょっと寂しかったから、見つけてくださって嬉しい。

「そういえば」と二宮くんが改める。

二宮「うちの相葉さんが、ご飯行きたいって言ってたよ」

『えええっ！！！！！！！いいんですか！！』

菊池「俺とA史上１番デカい声出てるじゃん」

前に相葉くんとご飯に行かせていただいたのはデビューから少し経ったとき。

恐れ多くてお誘いできなかったけど、相葉くんが二宮くんにその話をしたっていうのはガチすぎて涙が出る。(出ません)

山田「ならA、俺とも行こうよ」

『え…』

山田「なんだよ」

『だって山田くん、序盤から “みっちー呼んで” って言い出す…』

山田「言うよそりゃ。…あ、道朝は不仲です」

だから呼ばせようとするのも知ってる。

中丸「山田と朝日南、仲良いんだね」

山田「この子、懐に入ってくるのが上手いんですよ」

『えへ。関西で鍛え上げられました』

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