なにわ “生まれ” の “女子” やねん！ (ページ6)

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『仕返し』

嘲笑ってベッと舌を出す。

恭平「この… 火ちょーだい！」

『はい』

私の花火に当てて、色が変わる花火に火をつける高橋。

恭平「お、白やん」

『私の色な』

空中に模様を描き出す。

ハートの途中で色が変わった。

恭平「俺の色」

『映えるね。きれい』

恭平「ども」

スマホを構えて写真に収める。

近くのバケツは…大吾くんのとこか。

恭平「どこ行くん」

『大吾くんのところ！』

恭平「待って」

『ん？』

恭平「俺も」

横並びになって歩くと、流星くんに呼び止められる。

流星「２人でなにしてたん？」

恭平「線香花火対決」

丈一郎「背中しか見えんかったけど、めっちゃカップルやったで」

『…やめときましょ、そーいうの、』

恭平「えー！俺らカップルに見えたんやって！」

コノヤロ、何を嬉々としてんの。

メンバー内でよくないわ！

丈一郎「写真撮っといたから送るわ」

恭平「あざす！」

『匂わせとかやめてよ？』

ちょうどその時、大吾くんが「ねずみ花火やるで〜！！」と叫ぶ。

みんな気になるのか、大吾くんの所に集まる。

大吾くんが火をつけるのを横目に、バケツに花火を捨てた。

和也「あっ！そっち行くでA！」

「へっ！？」なんて間抜けな声を出しながら振り返る。

なんで追いかけてくるの！

『知能もってんのか！？』

謙杜「あはははっっ！」

珍しく、みっちーもニヤニヤしてるし！

いや、みっちーがニヤニヤしてるのは、いつもだけど！

丈一郎「後でみんなで線香花火やろうな」

『えっ、またやんの』

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