なにわ “生まれ” の “女子” やねん！ (ページ45)

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□彼氏とかページ45

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(※前のお話と繋がってます)

小島「あっはははっ！そんな事あったん！」

『コジケンくんのせいだと思うんですけど』

小島「あー、おもろい。でも俺、もっと優しい彼女がいいもん」

『うわ、だる』

それ、私のこと優しくないって言ってるじゃん。

小島「実際の所どうなん？彼氏、つくらんの？」

『つくらない。…なに、口説いてんの？』

小島「なわけあるか」

焼けた肉をコジケンくんのお皿に乗せる。

この人さっきから一度もトング握ってない。

小島「彼氏の２人や３人くらい、いそうな顔してんのになー」

『いや、２人や３人って…』

小島「顔だけな」

『コジケンくん、ブーメラン』

コジケンくんは「俺は、別に…」と、急に目を逸らす。

…え、彼女いんの？

小島「おらんよ、別に」

『あ、うん』

小島「ていうか、いつまで “コジケンくん” って呼ぶん？」

長尾くんみたいなこと言い出すじゃん。

流石仲良し。

『コジケンっていいじゃん』

小島「だってそれ、Aが俺にビビりまくって “コ、コジケンくん…なんて呼んだらいいですか、、” って聞いてきた時のやろ？」

モノマネやめて。

地味に似てるの。

『なんでビビってたんだろうね、こんななのに』

小島「こんなとか言うな」

『呼び方って距離感決めるようなものじゃん。呼び捨てしたら自然と距離近くなっちゃうでしょ』

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