なにわ “生まれ” の “女子” やねん！ (ページ2)

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□楽屋ページ2

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『おはようー…あっ』

駿佑「…おはよ、」

まだアプデしてないの？presents逆転男子の撮影前。

楽屋の扉を開けると、そこには居るはずのないみっちーの姿があった。

片足を少し上げてズボンを履こうとしたまま固まっている。

楽屋のプレートを確認すると「長尾謙杜、西畑大吾、藤原丈一郎、道枝駿佑」との表示が。

『あ、ごめんなさい！間違えた！』

よりによって着替え中だったし。

今さら照れるってわけじゃないんだけど。

隣の楽屋の表示には、「朝日南A、大西流星、大橋和也、高橋恭平」とある。

こっちだ。

流星「あ、おはようー」

『おはよう』

和也「おつかれー」

ふぅ、と一息つくと、大橋くんが「どしたんー？」と気付いてくれる。

『間違えて隣入っちゃった。みっちー着替えてた』

流星「えっ大丈夫やった！？」

和也「ほんま？」

『大丈夫大丈夫。お互いびっくりしただけだし』

恭平「俺見てたで」

頭に重さがかかる。

…最悪。

『高橋！距離感って言ってんじゃん！』

噛み付く勢いで振り向いて睨むと

頭に乗せられていたであろう腕を上げる。

恭平「そんな、怒らんでよお。みっちー照れてたで？」

『ピュアだな！』

和也「恭平と朝日南って、仲ええよなぁ〜」

流星「ね～」

キャッ♡ 恥ずかしい♡

なんて感情、私はなにわ男子になってすぐ捨てたわ！！

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