星空の下で、君と。【masaki】 (ページ3)

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「あー、そういえばさぁ、もうすぐじゃない？翔ちゃん。」

窓際に座って両足をプラプラしている和がチラッと私を見る

「久しぶりだなー。ンフフ、英語ペラペラでアメリカ仕上げになってんのかね。挨拶はハグなんだぜ！とか熱い男になってたらヤだなー。」

「……あの、さっぱり何言ってんのかわかんないんだけど。翔が何？」

「ん？何ってなに？ボケてんの？だーかーらぁ、もうすぐで翔ちゃんがニューヨークから帰ってくるねーってコトでしょ？」

「、、、えっ！！？翔帰ってくるの！？」

「は？お前雅紀から聞いてねぇの？コレもうだいぶ前の話よ？」

"さんしゅーかんまえくらい"

驚くくらい冷静にそう言ってのけた和の顔を思わず凝視

いやだって三週間前とかもうほぼ一ヶ月じゃない？私、何も知らされてませんよ。翔の"し"の字も耳に入りませんでしたけど。

うわ、これ私仲間外れってやつじゃない？
もうすぐ18年目の仲だっていうのに！！

「まぁまぁ、そう悲観的になりなさんな。どーせ雅紀の言い忘れだろ」