16人と時々1人 (８)

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壱馬side


病院に行って診てもらったら、腰を軽く捻ってたのと、貞子が当たったことによる軽い打撲

安静にしてればすぐ治るみたいやし、実際に慎を庇ってすぐの時よりは痛みも引いてきた


慎「ほんと、すいません…」

壱「何で慎が謝るん？何も悪くないやん笑」

慎「そうかもですけど…」

壱「慎は上にアイツがいることすら知らんかったやろ？それをどうやって避けるんだよ笑」

慎「でも、音とかちゃんと聞いてれば」

壱「あー、それはそれで、慎のビビった顔が見れて良かったかもな笑」

慎「…そもそも、そんなドッキリ考えたのが悪いんですよ」

壱「待って、笑わせないで、笑笑」

慎「別に笑わせてるつもりないですけど」

壱「いや、実はドッキリにかけられそうになったこと、根に持ってるやん笑」

慎「あんなの突然降ってきたら、誰だってビックリするに決まってますよ」

壱「想像しただけで笑えるわ笑笑 あー、待って、ほんまに腰痛い、笑」

慎「安静にしてって言われましたよね？そろそろ笑うのやめた方が良いですよ」

壱「分かった分かった、そんな怒らんで、笑」

慎「怒ってないですけど…でも、ありがとうございました」

壱「慎が無事でよかった」



とかカッコつけてみたけど、腰が痛いとほんとに色々不便で

歩くのもめっちゃ遅くなるし、荷物もほとんど持てないし、真っ直ぐ立つのすら怪しい

それでも、慎を初めとするメンバーが手伝ってくれて、何とか乗り越えることが出来た


壱「やっと普通に歩けるようになってきたわ」

慎「良かったっすね。今まではほんと、おじいちゃんみたいでしたよ笑」

壱「そこまで言う？笑」

慎「荷物も皆に持ってもらって、歩くのもゆっくりで、ほとんど介護でしたもんね笑」

壱「うーわ、バカにしとる」

慎「してませんよ笑」

壱「絶対しとるやん！しょーへー」

浦「なんでございましょう！」

壱「慎がバカにするからこらしめて」

浦「壱馬さんをバカにするなんてなぁ、例え生まれ変わったとしても許されることではないぞ！」

慎「しょへさんうるさい」

浦「壱馬さぁん泣」

壱「なんか最近辛辣だよな笑」

浦「笑っちゃってるじゃないですか！」

壱「おもろいもん笑」

浦「そんなぁ！」

山「翔平だまれ」

浦「私の味方はいないのですか！？」


常にメンバーが面白いから、笑っては腰が痛くての繰り返し

治って1番良かったのは、思いっきり笑えるようになったことかもな




おわり
リクエストありがとうございました

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