16人と時々1人 (８)

・ ページ13

山彰side


2人に話してるうちに、気づけば他のメンバーの話す声が小さくなってて

多分、普段通りしゃべってるつもりだけど、聞きたい気持ちもあるんだろうね、笑

そう考えたら、面白いし嬉しくて、皆にも簡潔に話すことにした


陣「とりあえず、HIROさんとか会社には俺から言っとくから」

L「しばらくは、山彰1人で行動しないようにだね」

健「こんだけいれば、誰かしら予定合うでしょ笑」

瑠「コスパ良すぎて草なんだが笑笑」

陸「山彰の家はさ、バレちゃってるの？」

山「多分。マンションだからって何も気にせず帰ってたんで」

拓「帰ってすぐに部屋の電気つけなければ、部屋バレは防げるらしいですよ」

慎「それ、俺もなんか見たことある」

北「じゃあそれに気を付けて、皆の家に泊まりに行けばいいんじゃないですか？」

樹「うちは全然いいですよ。最近マースにも会ってないですしね、山彰さん」

壱「俺の家も！ゲーム設備は完璧なんで、息抜きは出来ると思います笑」

健「いくらマンションだからって、リスク高くない？笑」

海「でもきっとすぐに捕まりますよ！逮捕されたら別に家バレてても俺は大丈夫ですけどね〜」

山「海青の家には行く気ねぇから大丈夫」

海「え！？何でですか！笑」

岩「まぁ、そこら辺はHIROさんに相談した方が良いかもだね笑」

浦「とりあえず、今日は私と帰りましょーぞ！山ちほさん！！」

山「お前酔ってんな」

浦「全然大丈夫ですよ！ねぇ、せずきくん！」

昂「もう、余裕っす！帰りましょ！」

龍「変なやつ来たら、俺が追いかけて、とっちめてやりますよぉ！」

陣「さすが千葉県2位やなぁ笑」


気付いたらまた笑いが溢れてて、ほんとに良いメンバーたちだなって

今日は自分の家に帰ることになったけど、隣で翔平と昂秀と瑠唯が変な動きしてるからつけてくる足音も気にならんし、酔っ払ってる龍といっちゃんとまこっちゃんがずっと喋っててうるさいし

ストーカーよりも、すれ違う人の白い目が怖かったくらい。笑

でも、そのおかげで久しぶりに楽しく家まで帰れたし、ゆっくり寝れた

その夢の中でもうるさいメンバーたちだったけど、皆俺をストーカーから守ってくれてて

現実でも、数日後にはほんとに犯人が捕まった

その記念とか言って、俺の好きなもんばっか集めたお家パーティーを開いてくれたし、相変わらず一緒に帰ってくれるし

トラウマにならずに済みそうかな




おわり
リクエストありがとうございました！

スリボ アンチ 【リク】→←・

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す