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慎side
起きた時間が早かったから、1回家に帰る余裕はあった
結局お風呂も入ってないし、シャワーを浴びて仕事の準備をする
楽屋に入って、真っ先に壱馬さんのとこへ行く
壱「おぉ、意外に早かったな笑」
慎「あの、昨日、ほんとにすいませんでした」
壱「いや、俺は全然いいけどさ笑…何かあったならちゃんと誰かに相談しなよ?」
慎「…ありがとうございます」
壱「俺もいつでも聞くし。今からでもいいよ?笑 言いたくなかったらいいけど」
慎「別に、何かこれ、ってのがあった訳じゃないんですけど…」
少しずつ話すと、真剣に最後まで話を聞いてくれた
壱「そんなの、誰も気にしてないと思うよ?考えても出てこない時だってあるし、人によって疲労の限界とかも違うし」
慎「…」
壱「それに、舞台に出るだけで充分貢献してんじゃん。毎日稽古頑張って、それ以外の仕事も、ちゃんと丁寧にこなしてるし。」
慎「…でも、、」
壱「何をそんなに不安になっとるん?」
慎「分かんない、ですけど」
壱「慎はみんなに必要とされてるし、頼られてるやろ?昨日慎のこと誘ったのも、慎と、飲みたかったからやし」
慎「壱馬さん…」
壱「なに泣きそうになってるん笑」
慎「泣いてないです」
壱「はいはい笑」
慎「…え、どこ行くんですか」
壱「え、トイレ」
慎「俺も行きます」
壱「なんで笑」
慎「何でもです」
壱馬さんが言ってくれた言葉が、全部俺の自己肯定感を高めてくれるものばかりで
もちろん、そんなすぐに回復するわけじゃないんだけど、嬉しかった
だから、、壱馬さんが遠くに行っちゃうのが、なんか、いや
壱馬side
ス「川村さん、そろそろ移動お願いします」
壱「はーい」
立ち上がって移動しようとすると、足元に長い足が伸びてきた
壱「わっ」
慎「へへっ」
壱「何してん笑 危ないやろ笑」
慎「もう行くんですか?」
壱「呼ばれたからね」
慎「そろそろ、って言ってましたよ?まだいいんじゃないですか?」
壱「え?何言っとん笑」
慎「まだいてください」
壱「無理やって笑」
慎「ダメです」
壱「ダメじゃないよ笑 そんなに俺と離れたくないん?笑」
慎「…はい」
壱「素直か笑 スタジオまで一緒に来る?」
慎「行きます」
壱「え、まじ?笑」
その後も何かとひっついてきて、1日離れなかった
メンバーには冷やかされたけど、甘やかしちゃう俺も俺だよね、笑
おわり
リクエストありがとうございました!
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とめと(プロフ) - 茜さん» リクエストもメッセージも、ありがとうございます…!!お時間頂きますが、良いもの書けるように頑張ります! (2021年9月13日 1時) (レス) id: 57e00be15c (このIDを非表示/違反報告)
とめと(プロフ) - まいさん» ありがとうございます(泣)そう言って頂けて本当に嬉しいし励みになります…!!引き続き頑張ります! (2021年9月13日 1時) (レス) id: 57e00be15c (このIDを非表示/違反報告)
とめと(プロフ) - はみ出し太郎さん» めちゃめちゃ遅くなって本当にごめんなさい…そう言って頂けて嬉しいです…!リクエストありがとうございました! (2021年9月13日 1時) (レス) id: 57e00be15c (このIDを非表示/違反報告)
茜(プロフ) - リクエスト失礼します!樹くんが風邪ひいて咳がひどくなってしまったのを陸くんが看病するのを見たいです!この小説大好きです!応援してます! (2021年9月11日 23時) (レス) id: 8d05704ee0 (このIDを非表示/違反報告)
まい - お話最高でした!次のも楽しみにしてます! (2021年9月11日 11時) (レス) id: 52f79ba016 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:とめと | 作成日時:2021年7月26日 0時