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壱馬side
翔平の部屋を離れてすぐ、話を聞いていたらしいメンバーが寄ってきた
壱「…すいません。結局何も聞けませんでした」
北「…大丈夫?」
壱「…翔平があんなこと言うなんて、思ってなかった。でも、そんだけ追い詰められてたってことよな…。言いすぎた」
樹「でも、伝わったと思います。壱馬さんが本気で心配してるの」
陣「俺たちの代わりに、言ってくれてありがとう」
壱「でも、これで余計こじらせたらどうしよう…」
山「そん時はそん時で、また皆で考えれば良いんじゃん?」
壱「…はい」
とりあえず解散して、それぞれオフを過ごしたけど、もやもやは消えないままで
夜になって、もう一度翔平の部屋に行くことにした
壱「…翔平、朝はごめん。…言いすぎた」
浦「…」
諦めて、自分の部屋に戻ろうとした時、翔平が出てきてくれた
浦「…俺も、、すみませんでした」
壱「何であんなこと言ったか、教えてくれる…?」
そこから、少しずつ今までのことを話してくれた
正直、メンバーが、ましてや樹が翔平のことを嫌ってるなんて、ありえなさ過ぎてまたキレそうになったけど、我慢
メンバーのことが信じれなくなった事もショックだったけど、こっからまた変えていけばいい
壱「先に言っとくけど、翔平のことが嫌いなメンバーなんか1人も居ないから。それに、陰口とか絶対言わんし笑」
浦「…はい。ごめんなさい、、」
壱「まぁでも、人に裏側があるのは事実やし、信じれなくなるのも、分からんくもない」
浦「…」
壱「でも、メンバーがメンバーのこと大好きなのだけは変わらんし、16人のうち1人でも欠けたらTHE RAMPAGEじゃなくなるやろ。」
浦「…」
壱「言葉にするのが苦手とか、ツンデレの人とかはいっぱいおるけど、ネタとか照れ隠しと本音の違い、翔平もほんとは分かってるやろ?」
浦「…多分」
壱「だから、メンバーだけでも信じて。少なくとも俺は、嘘つかないしつけないから、思ったことは全部言うし。他のメンバーも同じ。」
浦「はい」
壱「よし、じゃあ久しぶりに16人でご飯食べよ。それで、ちょっとずつ前みたいに戻ればいいから」
浦「はい」
壱「これからは、1人で抱え込んで変な方向に行く前に、誰かにちゃんと言ってな。」
結局、きっかけになった3人の会話は誰も覚えてなかったけど、翔平の想像が違ったのだけは確か
元の翔平に、賑やかなTHE RAMPAGEに戻るまで、あと少し
おわり
リクエストありがとうございました!
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とめと(プロフ) - 茜さん» リクエストもメッセージも、ありがとうございます…!!お時間頂きますが、良いもの書けるように頑張ります! (2021年9月13日 1時) (レス) id: 57e00be15c (このIDを非表示/違反報告)
とめと(プロフ) - まいさん» ありがとうございます(泣)そう言って頂けて本当に嬉しいし励みになります…!!引き続き頑張ります! (2021年9月13日 1時) (レス) id: 57e00be15c (このIDを非表示/違反報告)
とめと(プロフ) - はみ出し太郎さん» めちゃめちゃ遅くなって本当にごめんなさい…そう言って頂けて嬉しいです…!リクエストありがとうございました! (2021年9月13日 1時) (レス) id: 57e00be15c (このIDを非表示/違反報告)
茜(プロフ) - リクエスト失礼します!樹くんが風邪ひいて咳がひどくなってしまったのを陸くんが看病するのを見たいです!この小説大好きです!応援してます! (2021年9月11日 23時) (レス) id: 8d05704ee0 (このIDを非表示/違反報告)
まい - お話最高でした!次のも楽しみにしてます! (2021年9月11日 11時) (レス) id: 52f79ba016 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:とめと | 作成日時:2021年7月26日 0時