16人と時々1人 (10)

壱馬(北人) 偏頭痛 【リク】 ページ23

※久しぶりの寮設定で書かせて頂きます。




北人side


お仕事で事務所に行った時に、スタッフさんから伝言頼まれて壱馬の部屋に行ったけど、ノックしても返事がなくて

お仕事なのか、出かけてるのか、寝てるのか

まぁ、急ぎじゃないし、見かけた時でいいや


…って思ってたのが、17時くらい

現在、22時です


マネージャーさんの情報によれば、お仕事はとっくに終わってるし、誰かとご飯とか行ってるのかな…それとも、やっぱり部屋の中にいるのかな

でも、もう1回ドアをノックしてみても、返事はなかった

申し訳ないけど、気になるから！部屋に入ってみることにする


北「壱馬、いる？入るよ？」


入ってみると、部屋は真っ暗

まぁ、夜だから当たり前なんだけど

カーテンは閉まってるし、電気もついてない

でも、ベッドの中にいるっぽい…？


北「壱馬？」

壱「…ん？」

北「もう寝てた？」

壱「いや……なんかあった？」

北「あ、今度のボーカルでの打ち合わせの時、新しいスタッフさん？が来るから、知ってて欲しいって言われて」

壱「ん、わかった。…ありがと」

北「うん」


壁の方向いて寝転がってたのに、話す時はわざわざこっち向いてくれたんだけど


北「…体調悪い？」

壱「……ん、あたまいたい、」

北「いつから？」

壱「…あさ」

北「誰か知ってる？」

壱「んーん、、ずっと、寝とった」

北「…ちょっと待ってて」


ずっと寝てたって言う割には、全く治ってなさそうだし、部屋出る時には、また壁の方向いて寝てるから、相当しんどそう

とりあえず、保冷剤取りに行って、食べれるか分かんないけどゼリーとかも持ってって…

そういえば壱馬、偏頭痛持ちだった気がするな…

もっと早く気付けば良かった


北「お待たせ」

壱「ありがと…」

北「偏頭痛？」

壱「ん、」

北「あ、ごめん。いいよこっち向かなくて、楽な姿勢なりな？」

壱「ん、、ふぅ、」

北「…他にどっかしんどい？」

壱「はぁ、あたま、いたすぎて、、きもちわるい、」

北「うぇ、まじか。一応ゴミ箱置いとくわ。それだと薬も飲めないよね…」

壱「…」

北「一旦、除湿付けてみよ？部屋じめじめしてるし、部屋ごと冷えると思うから。頭以外はちゃんと布団かぶってよ」

壱「ん、、」

北「後はもう寝るしか…明日朝一緒だから、起こしに来る。おやすみ」

壱「ありがと、、」


寝るまで見守って、除湿も切ってから、部屋を出た

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