16人と時々1人 (１)

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翔平side

次のグループ撮影までにTikTokとらなきゃ…
ここで撮れなかったらまた撮影の時迷惑かける…
これから忙しくなるし、ストックしなきゃ…
今撮り終わらなきゃダメなんだ…

そう思えば思うほど、上手く撮れなくなっていく

浦「なんでっ…」

底まで沈みそうになった時、誰かが部屋に入ってくる

海「翔平、どうしたの？」

浦「えっ、海青。どうしたのって何が？」

海「何かあったんでしょ」

浦「何かってなんだよ、笑 何もないし笑」

海「わかってるよ、俺も樹も。翔平がファンのために頑張ってるの。ちょっと疲れたんだろ？」

浦「疲れてなんかなっ…」

海「疲れるのは悪いことじゃないだろ。筋肉だって、疲れて強くなんだから！」

浦「筋肉と一緒にすんなよ…泣」

海「疲れたらちょっと休んで、また動かせばいいんだよ。だから、今は休も。な？」

そう言ってどこからか椅子を持ってきた海青

浦「おま、それどこから持ってきたんだよ」

海「楽屋から。俺たち2人分だから大丈夫だって！」

確かに、そりゃそうだな
海青と話してたら何だか眠くなってきた
今日も朝早かったしな…

海「翔平？眠い？」

浦「うん、まだ時間あるよね？」

海「うん。俺が起こすから寝てていいよ」

浦「ん、おやすみ」

ここには海青しかいないという事に安心して寝ることにした
海青の安心感ってどこから来るんだろ…やっぱ体の大きさかな…
そんなことを考えながら寝た

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