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スーパーで買い物中。
電話がかかってきて、画面を見るとベクからで。
｢もしもし？｣
『ヌナ！！！！お酒買ってきて！！』
｢え、なんで｣
｢もう疲れた！！やだ！やってらんない！｣
もう駄々こね状態。
よっぽど仕事で嫌なことがあったのか、ヤケ酒するつもりなのか。
｢わかったよ･･･｣
｢あ！ヌナ！全員分ね！明日全員OFFだから皆で飲むの！｣
｢はいはい･･･｣
｢よろしく！｣と電話は切れて。
参ったなぁ。イーシンにまた酒を飲ませるのは･･･でも明日OFFらしいし･･･いいか。
なんだかんだ甘いな、と自分でも思う。
｢ただいま〜｣
｢あ、おかえり｣
とギョンスが出迎えてくれて買い物袋も持って行ってくれた。
｢ヌナ！お酒買ってきた！？｣
｢買ってきたけど･･･まだ昼だからダメ｣
｢ちぇっ･･･｣
飲む気だったんだ。
｢ヌナ、チキンも買ってきた？｣
｢もちろんでございます｣
とチキンを見せれば満足気に頷くジョンイン。
本当よく飽きないよね。
｢ヌナ、手伝ってもらっていい？｣
とキッチンにいるギョンスに言われ、私もキッチンへ。
その時。
｢ただいま〜！｣
とシウミンが荷物をいっぱい抱えながら帰ってきた。
｢ヒョン、何買ったんですか？｣
と荷物を半分持ちながら聞くセフン。
｢ああ、明日OFFだからお酒とかお菓子とか買い込んできた｣
｢えっ、私買ってきたのに｣
｢あれ、そうなの？まあいいんじゃない、たくさんあっても｣
いや、いいけど良くない。
ビーグルたちが絶対飲みすぎる。
｢ヌナ、電話なってるよ｣
とジョンデが私のスマホを持ってきてくれた。
｢ありがと。もしもし？｣
『A。私だ。すまないが事務所に来れるか？急ぎの用でな』
｢わかりました。すぐに向かいます｣
電話は先生からで、事務所に行かなければならない。
｢ごめん、ちょっと事務所行ってくるね｣
｢いってらっしゃい！気をつけてね｣
とジュンミョンに見送られ、急いで事務所に向かう。
｢失礼します｣
｢急にすまない。とりあえず座ってくれ｣
言われた通り、とりあえずソファに座る。
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作者名：ゆら | 作成日時：2017年3月31日 1時
