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拓弥side
“キーンコーンカーンコーン”
...ん?授業おわった?
海 『拓弥ってば寝すぎ。』
『あ、俺ねてたの?』
海 『は?!寝てたよがっつり。てか職員室着いてきてくんねー』
『ん?いいけどなんで?』
海 『担任に呼ばれたんだよ!ほらはやくー』
海にそう言われ廊下へ出ると化学室から2人の女の子がでてきた。
?『あ、』
ん、?あれ、もしかしてAちゃん?
そう思いその子をじっと見ていると恥ずかしそうに手を振ってくれた。
あーあの子がAちゃんか。顔覚えた。
俺はAちゃんにニコッとして海と階段を降りる。
海 『え、なにねぇねぇなに!なにあのかわいい子たち!』
『あーうるせーな別に手振られただけだし』
海 『名前は?!』
『誰が教えるかばーか』
海 『はぁーじゃあ別いいし』
俺がそういうと幼稚園児のように拗ねる海。
まじ子どもだなこいつ。
『ほら職員室着いた早く済ませろ』
海 『言われなくても済ませるし!』
そう言って海は職員室の中へと入っていく。
“ えまってあれって草川拓弥先輩じゃない?!”
“ うわぁめっちゃかっこいい!声かけていいかな?”
“ あのツンツンしてる感じもたまんないよね ”
....さいあくだ。何がたまんないだ。
まじ声だけはかけんなめんどくさい。
早く帰ってこいよ海
するとナイスタイミングで海が職員室から出てくる。
海 『ほら早かったでしょー』
『おせぇよ』
“ え!小笠原先輩もいるの?!?かっこよ!”
海 『またまたキャーキャー言われてるね』
『うん、めんどくさい』
海 『少しは相手してあげればいいのにー』
そう言って海は女の子たちに向かって手を振る。
そういうことすっから余計キャーキャー言われんだよ。
あー早く家帰ってゴロゴロしてー。
...てか家帰ったらAちゃんにDMしよ、
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作者名:ちゃ | 作成日時:2022年10月11日 0時