ひとこと＿＿。 (ページ4)

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あなたside

HRが終わるとかながこっちへとやって来る。

......なんか小動物みたい笑

か『一言どーだった？！』

『あーやっぱりわかんないって〜だからね！学校で見かけたら手振ってもいいですかーって聞いた』

か『草川拓弥はなんて？！』

『フルネーム呼びなの笑いいよーって言ってくれたよ』

か『えぇあのツンツンで知られてる草川拓弥がね〜びっくりだねなんか』

『ね！びっくりだよね〜』

か『うんうん、あ、てか1時限目移動教室！早く行くよー』

『あ、うん！』

化学の授業だけど相変わらず隣の席の祐亮がうるさい。

祐亮はクラスの男子の中でいちばん仲はいい。

祐『ねねねねみて！！色変わったよ！』

『はいはい色変わりましたねぇー』

祐『めっちゃ興味なさそうじゃーん』

『だって化学とか意味わかんないしついてけないもん』

祐『それは全くおんなじ！笑』

『でしょ？！だからいーのー』

祐『もうーAちゃんってば！』

そういうと実験にまた夢中になる祐亮。

....ん？えてか、ここの階って3年生のフロアだから草川先輩とおんなじ階で授業してるじゃん！！

もしかしたらこの後廊下で会えたりするかなぁとか。

少しワクワクしている自分を疑う。

祐『え、なんかAちゃんにやけてる』

『え、わたしいまにやけてた？』

祐『うんがっつり！！』

『え、はず！！』

祐『好きな人でもできたのー？』

祐亮にそう言われ、ふと頭に思いついた人がいた。

草川先輩だ。

『なわけなわけ！....なわけね笑』

祐『ふーん！なんか怪しいなぁ』

『ほんとにいないから！ほら実験するよ！』

祐『えーさっきまでしないとか言ってたのに！』

『いま気分が変わったの！』

祐『はいはーい笑』

わたしって、草川先輩のこと好きなのかな、？