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あなたside
結局作業が終わったのは7時になる前で、冬だから余計外もうす暗い。
『なんか外が暗かったら学校ってこわいですね笑』
拓 『こわがりかよ笑』
『先輩こわくないんです?!』
拓 『え?あ、まぁそりゃーね』
これは怪しいな?
....驚かせてみよ笑
そう思ったわたしは気持ち草川先輩より後を歩く。
よし、いまだ
『うわっ!!!!!!』
草川先輩に向かって叫ぶと草川先輩はビビったのか大声で叫ぶ。
拓 『わああああああああああぁ!!』
『ふははっ、やっぱり怖がりなんですね笑笑』
拓 『な!うるせ、先帰る!』
『え、まってくださいよ〜!』
拓 『...ばーか女の子1人にして帰るわけねーだろ』
『それで帰ってたらわたし多分嫌いになってました』
拓 『それは困る』
『ていうか、初めて話したのにこんな仲良くなれるっていうかめちゃくちゃ話しやすいです先輩!』
拓 『俺も、あんま女子と話さないけどAちゃんはすんげー話せるし話しやすい。なんでだろーな笑』
だからその優しい笑顔が反則なんです先輩。
拓 『...なんか顔赤くね?』
『え、いや!先輩の勘違いです!』
拓 『ふーん笑 てか家どこ?すっかり暗いし送るよ』
『えぇありがとうございます...あ、こっから左曲がってずーっとまっすぐ進んでったらあります!』
拓 『え、まじ?俺も左曲がってまっすぐ進んだらある』
『ほんとですか!もしかしたら家近いのかな〜?それだったらなんか嬉しいですね!』
拓 『....まぁな』
そこからしばらく
家に着くまで他愛のない話をしながら歩く。
『あ、わたしの家ここです。』
拓 『ここか、俺もうちょい先のとこだからまぁ近いな』
『ですね!今日はほんとにありがとうございました!楽しかったです。』
拓 『ん、ならよかった。じゃまたな』
『はい、気をつけてくださいね〜』
拓 『家ちけぇから大丈夫だよ笑』
『でも心配ですもん笑 んじゃ!また明日学校で!』
拓 『おう』
草川先輩はそう言い自分の家へと帰って行く。
後ろ姿もかっこいいなぁ、って自分きも!
....やっぱり草川先輩のこと、好きだわたし。
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作者名:ちゃ | 作成日時:2022年10月11日 0時