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拓弥side
昨日の夜、インスタを開くとAちゃんのストーリーが上がってたから見てみると、
俺への一言の返しでわたしの顔とかってわかってたりしますかー?!って書かれてた。
ごめんあんまりわかんないって返したらですよねーって。
なんかすごい申し訳ない。
すると向こうが、
“ あの!学校で草川先輩見かけたら手振ってもいいですか、!”
とか言ってくれていいよって返したら、
この日の会話はこれで終わってしまった。
昨日はあの後すぐ寝て、
朝起きたのは7時半で家を出たのは8時過ぎ。遅刻確定。
まぁいつものことだから気にはしないけどね。
てか、多分俺Aちゃんの顔見たことはあるんだろうけどなぁ、思い出せない。
そう思いながらなるべく急いで学校へ行く。
海 『拓弥おそー、もう1時限目はじまるよ?』
『わりぃ、1時限目なに?』
海 『数学!』
『うわ、数学かよ〜』
だりぃな、とか思いつつふと廊下側を見てみると2年生と思われるクラスの子たちが化学室へと入っていくのが見えた。
......Aちゃんいたりして。
海 『なに気になる子でもいんの?』
すると隣から海が声をかけてくる。
『ばっ!!ちげーから!』
海 『ふーんまぁ女の子興味ないもんね拓弥。』
『うん、勝手にキャーキャー言われてめんどくせぇし』
これは事実。
毎日放課後とか移動教室の時とか俺らみてキャーキャー言われるのはっきり言ってうるさいし、めんどくさい。
告白されて振るのに何日かしたらまた告白してくるし。
海 『うぉ、相変わらずのツンツンだね』
『うるせ、ツンツンじゃねーし』
海 『はいはいー』
結局Aちゃんいるかわかんなかったな、
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作者名:ちゃ | 作成日時:2022年10月11日 0時