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あなたside




1年生から2年生へと上級して早1週間。
わたしの隣の席は、女子からもモテモテ顔も整っている人気な草川くんだった___。










先 『はーい数学はじめるぞー』




1時限目から数学とか無理なんだけど。

ふと隣を見てみると、開始早々寝ている草川くん、
きれいな顔してるなぁとか思ってたら
わたしの視線に気づいてしまったのか目を開ける。




『あっ、』




拓 『ねぇ、』




『ごめん!全然そんなつもりはなくって...』




先 『はいじゃあここをー杉野。』






うわ最悪当てられた!…わかんないよここ、、
困っていると隣から草川くんが答えを教えてくれる。






拓 『そこ、𝑥=±3〜√𝑖 』




『え、あ、𝑥=±3〜√𝑖 です』




先 『正解〜よくわかったな』







まぁ草川くんが教えてくれたからーとか言えるわけでもなく。

にしても寝てたのになんでわかるの?!?
とりあえず授業が終わったらお礼を言わなきゃ。





“キーンコーンカーンコーン”


『あ、草川くん!!さっきはありがとう』




拓 『.....別に。』






冷たいなぁとか思いつつも少し話せたのは嬉しいかも。






ゆ 『A〜さっき大ピンチだったね』




『ほんとに!草川くんが答え教えてくれてなかったら終わってた』







今話してる子はわたしの大親友のゆみ。
とてもかわいくてかなりモテている。






ゆ 『えあれ草川だったの?!通りでAが答えられるの謎だったもん』



『な、しつれいな!』












草川くんって頭いいのかな、

2→



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作者名:ちゃ | 作成日時:2022年10月9日 22時

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