6 ページ6
手越「いやけど簡単には入れねえよ？」
そう言って私の方を振り返った。
手越「実力を見てからでしょ。俺、ダンスは動画で見たことあるけど歌に関しては知らねえし。」
小山「た、確かに…踊るだけだとアイドルやっていけないし…」
名前「ま、まず…入るつもりは…」
手越「入る入らないかはすぐ決めろとは言わない。俺達に憧れてるから、いつも踊ってくれてたんでしょ？」
名前「…はい。」
手越「なら、見せてよ。」
増田「けど、ほんといきなりだし無理しなくても…」
加藤「そうだって。手越いきなり言われてもShinoさんも困るでしょ。」
私は…
いつだって、4人に憧れてきた。
ずっと…
私は両手をグーにしてグッと力を入れた。
名前「やります。」
小山「えっ…」
増田「ほ、ほんとに？」
名前「お、俺は…いつだって4人に憧れてきました。ずっと…自分の存在を知ってほしいって思ってた…だから、やります。」
手越「よーっし！ならレッスンスタジオ借りるぜー」
そして、私とNEWS4人と社長さんがスタジオに移動した。
加藤「そいえば、何の曲なら踊れるの？」
名前「い、いちおある程度は…」
小山「すごいね！」
増田「ジャニーさんどうする？」
ジャニー「YOU達でそこは決めていいよ。」
手越「ここは俺ら4人復活ライブで歌ったチャンカパーナがいいけど、振りがそんな激しくないし…あ、さっき途中まで踊ったJUMP AROUNDでいいじゃん！」
名前「…わかりました。」
手越「歌って踊れたりする？」
自信はないけど…
名前「やってみます…」
私にマイクを渡したら、4人は社長さんの横に座った。
小山「じゃあ…いくよ？3,2,1…」
名前「Yeah… Let’s get it started」
歌が流れたと同時に体を動かす。
名前「太陽沈んだら call するダチ ヒマしてるなら ソッコーで拉致」
歌いながら踊ったことはあまり無いから、体力が最後まで持つかわからない。
だけど…
やっぱり楽しい…！
手越「いいじゃんいいじゃん…」
増田「本当に楽しそうに踊るね…」
小山「動画で見るよりやっぱ生で見るほうがすごいね。」
加藤「もう振り完璧じゃん…」
名前「声をあげなよ Wow 連れて行くから so far away」
ここからサビ…！
頑張れ私。
憧れの人達が自分の動きを見てくれてる。
いつも以上に全力でやるんだ…！
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 11人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：かりた | 作成日時：2018年6月14日 0時
