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手越「え?」


し、しまった…!何言ってるんだ私!!


手越「もしかして君、Shinoの知り合いなの?」


興味深そうに聞いてきた。


名前「あ、えっと…と、友達です!」


手越「まーじで?!明日どこに行けば会える?!」


名前「明日の17時に事務所の社長さんと会うって…言ってました。」


手越「…ジャニーさんか。なるほど…」


彼は少し考えたような表情をして、ぱっと顔が明るくなった。


手越「ありがとな!」


そう言って、私の手を握ってきた。


名前「え、あの…!」


手越「ああ、ごめんごめん!で、君名前は?」


名前「篠は…あ、えと、名前です!」


ここで、Shinoが私ってバレることはまずいと思って、私は下の名前だけを教えた。


手越「名前ちゃんね!ありがと!」


そう言って、彼は走り去っていった。


わ、わー…相変わらずキラキラしててすごい…


じゃなくて!!


色々と急展開すぎて頭がついていかない。


名前「手越祐也に会えたんだ…」


そう思っただけでワクワクが止まらなかった。







次の日

名前「よっし…」


私は手持ち鏡でウィッグの確認をしながら、社長さんが来るのを待った。


正直なところ、男装するかしないかで迷ったけど…


ダンスをしているときは私はShinoだから。


この格好で行こうと決めた。


それにきっと、4人に会えた何かしたとしても


少しダンスに付き合ってくれるだけだろうし。
 

そんな事を思いながら公園のベンチに腰をかけていると…


手越「よお!」


視界に入ってきたのは、手越祐也だった。


近くに社長さんらしき人はいない。


手越「やっぱあの子の言う通り…来てたんだな!」


名前「あ、はい…」


あの子とは多分、昨日女の子の姿をしてた私の事を言っているのであろう。


手越「にしても、やっぱちっせえな〜。声も女子みたいだし。笑」


名前「そ、そんなことない…です。」


手越「敬語じゃなくていいって!」


そう言って、彼は私の前に立つ。


手越「ジャニーさん来るまで少し時間あるし…俺とダンスしようぜ!」


彼は私の腕をぐいっと引っ張った。


名前「…は?!」


手越「別にいいっしょ!つか、腕もほっそ…同じ男の体とは思えないんだけど。笑」


まあ…実際女なんで…


手越「生で見たいんだよ、いいだろ?」


少し真剣になった表情する。


憧れの人は私のダンスを見たいと言ってくれている。


緊張するけど…


断れるわけがない。

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設定タグ:NEWS , ジャニーズ , 手越祐也   
作品ジャンル:タレント
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作者名:かりた | 作成日時:2018年6月14日 0時

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