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名前「ふぁー…眠い…」
休み明け。いつもの通学路を歩いていく。
撮影やら、祐也と遊んだりで変に疲れが抜けなかった…
名前「今日も放課後仕事かぁ…」
何時までかかるのかなぁ。
名前「えーい！頑張んなきゃ！」
顔を上げた時、視界の中に見慣れた人がいた。
名前「えっ、まっすー…？！」
私の声に気づいたのか、まっすーはケータイをポッケにしまい顔を上げた。
増田「ん？ファンの方？」
名前「えっ？あ、えっと…」
そうだ！今の私シノじゃないんだった！！！！！
名前「す、すいません！！人違いです！！」
私は両手をブンブンと振った。
増田「あ、そ、そうなの？」
私の行動にまっすーも少しびっくりしている。
増田「てか、君！Shinoに似てるね！」
名前「気のせいです！！！！」
増田「いやでもほら、顔つきとか…よく似てるって言われない？」
名前「言われたことないです！！！」
このままだとバレるかもしれないと思い、挨拶だけして立ち去ろうとした。
増田「あ、手越ー！」
…え。
まっすーの視線の先を見ると、祐也がこちらに歩いてきていた。
手越「ごめんごめん！ってあれ、名前ちゃんじゃん！」
名前「嘘だ…」
増田「手越知り合い？」
手越「そうそう！Shinoの友達なんだってさ！ほんとそっくりだよな〜笑」
名前「いやそっくりじゃないんで…」
なんで祐也まで…
しかも平日だよ？！
NEWSでの仕事って夕方からでしょ？！
なんで制服着ずに私服で外にいるの？！
手越「じゃ、俺達テゴマスでのラジオ収録あるから行くね！」
名前「えっ。」
手越「またねっ！あ、制服超可愛いよ♡」
そう言って、私の頭をポンポンと撫でた。
名前「あ、ありがと…」
増田「また手越はそうやって…またね、名前ちゃん。」
まっすーはそう言い手を軽く振り歩いて行った。
手越「いいだろー！別に！」
まっすーを追いかけるように祐也は小走りで去っていった。
名前「たまたまここを通っただけなのかな…」
にしても、正体バレなくてよかった…
名前「って、やば！遅刻しちゃう！！」
私は急いで学校へ向かった。
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作者名：かりた | 作成日時：2018年6月14日 0時
