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休み明けの月曜日。
美香「名前ー！」
名前「美香！」
いつもの通学路を歩いていると後ろから美香が走ってきた。
美香「ネット見たよ！芸能人じゃん！もうアイドルじゃん！」
美香はスマフォの画面を私に見せてきた。
そこにはこないだ撮影した5人での写真が。
名前「もう公開されたんだ…笑」
美香「いやー！すごいね！ホント尊敬するよ！ライブとかあるなら教えてね？！」
名前「い、いやそんなすぐには…」
美香「知ってるよ！やることになったらってことだよ！」
美香に言われて思ったけど…
私…アイドルなんだなぁ…
美香「学校とかは来れそうなの？」
名前「あ、うん…たまに来れない時もあるみたい」
美香「そっかそっか！なんかあったら相談聞くから！頑張ってね！」
名前「うん…！」
美香「私はShinoのファン第一号なんだから！」
満面な笑顔を見せてきた。
この先大変だろうけど…
頑張ってみようかな…
教室に入ると、クラスメイト…特に女子達はNEWSの話で盛り上がっていた。
女子1「新しく入った子やばくない？！」
女子2「シノだっけ？女の子みたいで可愛いよね！」
女子3「今までの芸歴とか公開されてないし…ミステリアスだよね！これからどんどん知りたくなるな〜」
美香「どう？女の子に好かれる気持ち笑」
名前「えっ？！ま、まあ嬉しいけど…」
嬉しいけど…恥ずかしいなぁ…
携帯を見ると、ラインの通知が来ていた。
祐也から、『次の土曜日どうかな？』と送られていた。
あ…そうだ。
名前「ねえ、美香…」
(美香)「ん？」
1限目の科目の教科書とノートを出している美香。
名前「こないだ女の子の姿で祐也に会ってからさ、女の子の姿の私とデートしよってずっと言われてるんだよね…」
美香「えー！すごい！行かないの？」
名前「いや…後々バレないかなって…」
美香「あー…けど、1回ぐらいなら大丈夫なんじゃない？それに、もっと祐也君のこと知れていいじゃん！仕事する上で仲良くなるのに役に立つかもよ？」
んー…それもそうか…
名前「な、なら今回だけ…」
美香「どうなったか教えてね！そのままくっついたりしちゃったりして！」
目を輝かせながら笑顔で言ってきた。
名前「ない！絶対に！」
美香「いやいや！人ってわかんないからね！」
そんな会話をしていると、教室に先生が入ってきて授業が始まった。
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作者名：かりた | 作成日時：2018年6月14日 0時
