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そしてあの日から2日経った。
この日から仕事で、指定された時間と場所に私は向かった。
名前「このスタジオか…」
警備員に中に通してもらい、中に入る。
庵「おはよう！無事来れたみたいでよかったわ！行きは1人出来てもらったけど、これからは私が送り迎えするから！」
名前「た、助かります…」
正直、道が複雑だったしここまでくるのに一苦労だった。
庵「さあこっちこっち！これからメイクと着替えがあるけど、4人とは別の部屋だから安心して！」
庵さんに案内されて、私はエレベーターに乗った。
エレベーター降りるとちょうど廊下に4人がいた。
小山「おはよう！」
シノ「お、おはよう！」
加藤「ガチガチじゃん。笑」
シノ「ま、まあ…」
増田「そりゃそうだよね〜けど、今からはHP用の撮影だけだから気軽に行こ！」
そう言って、ニコッと笑顔で私の肩をぽんっと叩くまっすー。
ファンがこの笑顔に歓声するのがわかった気がした。
手越「よ！おはよ！」
シノ「おはよう…！」
手越「そいえばさ、ずっと気になってたけど本名何？Shinoって仮名だろ？」
私はこの瞬間、庵さんに心の底から感謝したくなった。
シノ「い、伊藤シノ…」
小山「え！本名シノなの？！」
加藤「ハーフとかじゃないのに、なんか珍しいな。笑」
増田「どっちかっていうと、女の子っぽい…？」
シノ「よ、よく言われる！！」
手越「ほー！じゃあシノ！改めてよろしく！」
シノ「よ、よろしく！」
カメラマンに「NEWSの皆さんお願いしまーす」と言われ、それぞれ指定された位置に立つ。
うわぁ…緊張する…
どんな表情すれば…
小山「大丈夫だよ！肩の力抜いて！」
増田「そうそう、自然にね。」
シノ「う、うん…」
カメラマン「いいねいいね！シノくんもうちょっと笑えないかなー？」
シノ「も、もうちょっと…」
私は少しニコっと笑った。
カメラマン「う、うーん…ちょっとぎこちないな…」
手越「シノシノ！俺見て！」
シノ「…ん？って、ぶっ！！！！！」
呼ばれて祐也の方を見ると、全力の変顔をしていて思わず笑ってしまった。
シノ「ちょっ…ひっ…あはははは！それやばい…！！！」
パシャッ
シノ「あっ…」
カメラマン「いいよいいよ！自然な笑顔だった！」
加藤「ナイスフォロー。笑」
手越「いいのよいいのよ！楽しんでやらなきゃね！」
シノ「ありがとね。笑」
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作者名：かりた | 作成日時：2018年6月14日 0時
