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庵さん…か…
髪は茶髪で巻いてて、化粧もバッチリ決めてて…
唇は赤リップ。
なんというか…マネージャーってこんなハデな見た目でいいんだって思うほどの外見。
庵「ジャニーさんから聞いたけど、あなたの正体がバレたらNEWSは解散するわ。あと…」
庵さんは私をジッと見つめて…
庵「芸名…考えないとね！」
名前「Shinoじゃだめなんですか？」
庵「いや、メンバー全員が名字と名前出てるのに一人だけShinoっていうのも、バランスがね…」
まあ確かに違和感あるか…
名前「でも考えてないですよ…？」
庵「本名は何て言うの？」
名前「篠原名前です…」
庵「あー、それでShinoなのね！」
庵さんは携帯を取り出し、指を少し動かした後に…
庵「伊藤シノにしましょう！」
名前「なんで伊藤…？」
庵「シノに合う名字調べたら伊藤だったから！」
な、なんて適当なんだ！！！！
庵「今からあなたは伊藤シノ！メンバーにももし名前聞かれたらそうやって言いなさい！もし、女の子の姿でメンバーに会ったとき芸名と同じだったら察されてしまう可能性もあるもの。」
名前「わ、わかりました。」
祐也とは女の子の姿でもう面識あるんだけどね…笑
庵「さ！これから忙しいわよ！HP用の撮影や、取材！新曲の作成！たくさんあるんだから！」
名前「い、いきなり？！」
庵「当たり前じゃない！待望の5人目なんだから！」
名前「は、はぁ…」
庵「あ、なるべく学校にはちゃんと行けるようにスケジュールは組むけど、仕事で学校に行けない日もあると思うから、そこはよろしくね。」
名前「はい…」
学生で芸能活動してる人ってやっぱり仕事で学校行けないとかあるんだ…
庵「明後日から仕事始まると思うから、また連絡するわね！」
この日は庵さんと連絡先を交換した後、家に帰った。
自分の部屋に入って、私はベッドに横になる。
名前「この先どうなるのかなぁ…」
不安しかないよ…
NEWSと身近に入れて、一緒に仕事できるとか…
名前「こんな日がくるなんてな…」
これからは動画サイトじゃなくて…
色々な経験をしていくわけで…
なにより正体がバレた時が…
名前「はぁ〜〜…自分にできるのかな。」
私なんかが5人目でいいのか…
そんな事を考えていたら、気づけば瞼が閉じた。
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作者名：かりた | 作成日時：2018年6月14日 0時
