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あの後、私だけ社長さんに呼び出された。
ジャニー「また会えて嬉しいよ。NEWSに入る事が決まったんだって？」
名前「決まったというか…ほぼ無理矢理というか…」
まず、問題が1つ…
名前「そ、その自分…」
私はウィッグに手をかけた。
ジャニー「ん…？」
名前「女…なんです…」
ウィッグを取って、出てきた長い髪を見て、社長さんは目を丸くした。
ジャニー「YOU…」
名前「騙すつもりはなかったんです。ほんとにごめんなさい。だから私は…」
ジャニー「YOUいいじゃないか！！」
名前「…はい？」
まてまてまて…
ジャニー「NEWS5人全員男に見えて1人女の子がいるなんて、今までにない！新しい！」
名前「い、いやあの…」
ジャニー「しかも、YOUはどこかの事務所に所属してたわけでもないから経歴もないし、ミステリアスを売りにできる！！」
え、え、えー…
ジャニー「けど…前も言ったようにジャニーズは男性限定だから仕事中は常にShinoでいてもらいたい。メンバーにバレたらNEWSは解散することにする。」
名前「ま、待ってください！いきなりそんな責任…」
ジャニー「彼らの言うようにYOUの実力は本物だ。仕事中は女ってバレないように僕達も全力でフォローはする。新しく就くマネージャーにもそう伝えておくさ。」
名前「プ、プライベートは…」
ジャニー「そこは悪いけど自分で頑張って欲しい。」
名前「で、ですよね…」
NEWSに自分の存在を知ってもらいたいとは思ってたけど…まさかこんなことになるなんて…
ジャニー「今後の話は後で来るマネージャーに話してあるから、さっきの会議室で待っててほしい。」
名前「わ、わかりました…」
ジャニー「あ、事務所でも男装しといてよYOU！」
名前「あ、は、はい！」
私はウィッグをつけて部屋を出た。
名前「これからどうなるんだろ…」
色々急展開すぎて頭がついていけないよ…
会議室に戻ると、4人はもういなかった。
まあ、普通に考えて仕事だよね…笑
私は椅子に腰掛けた。
名前「マネージャー…どんな人なんだろ…」
すると、ドアが開く音がした。
「あらっ！」
そう言って、少し駆け足で私の横に来た。
「あなたが噂のー？！ジャニーさんから聞いたわ！実は女の子なんですってね！」
名前「あ、は、はい…」
想像以上にテンションが高くて驚いた。
庵「私はあなたのマネージャー！庵(いおり)綾子！よろしくね！」
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作者名：かりた | 作成日時：2018年6月14日 0時
