10 NJ ページ10
ー
ジョングクと飲み物を買いに行ったはずのジンヒョンが、何故かぐったり疲れ切っている。
それとは反対にジョングクは平然としてる。
一体何があったんだ。
JN「ナムジュナ……あとは頼んだ…」
NJ「え、俺ですか?」
ぽんっと俺の肩を叩いて横を通り過ぎていくジンヒョン。
何があったらこの短時間でああなるんだ。
NJ「ジョングク」
JK「何ですか?」
NJ「ジンヒョンの様子が変だけど何があったんだ?」
JK「あー本当だ。」
本当だ。って、一緒に居ただろ、お前。
他人事のようなジョングクは動揺せず口にする
JK「さっき俺がスタッフの人の名前聞いたからかも」
NJ「……それでああなったのか?」
JK「歳ですかね」
NJ「言ったら怒られるぞお前」
いや、そうじゃなくて。
その前にもっと聞くべきところがあった。
NJ「スタッフの名前?」
JK「はい。さっき、エレベーターで閉じ込められた時一緒だったスタッフが居たんです」
NJ「あぁ…え、それで何で名前聞く必要があったんだよ」
JK「……何でだろ。気になったから?」
丸い瞳を更に丸くさせてキョトンとするジョングクに、俺の心配とか焦りも失せてくる。
行動と裏腹な他意の無さに落差を感じる。
…これか、ジンヒョンが疲れてた理由。
こっちがハラハラしてもジョングクには大して意味がない。強いて言うなら気まぐれか。
TH「え、あのスタッフと会ったの?話した?」
JK「少しだけ…」
JM「何話したの?」
JK「さっきは有難うございますって。」
TH「本当に少しじゃん。」
テヒョンがそれだけ?と唇を尖らせる。
JK「あと名前を聞きました」
JM「えっ!?」
TH「俺にも教えてー」
JK「自分で聞いてください」
NJ「こらこら。煽るな…」
テヒョンは本当にやりそうで怖い。
頼むから揃って誤解されるような事しないでくれ。そもそもスタッフに興味を持つな。
558人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作成日時:2024年3月7日 21時