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14 JM ページ14






結局、俺とヒョンの止まる言葉を聞かずにマンネ2人は楽屋から出て行った。

しかし15分後、勢いよく出て行った時と違い意気消沈した様子でジョングクは戻ってきた。



JK「居ませんでした……」

JN「だろうね。」

JK「テヒョニヒョン、余計な事してませんよね?」

TH「ん?なにが?」



キョトンとしてるテヒョンをこれでもかって圧をかけて見つめるジョングクが埒があかないと察したのか今度は俺を見る



JK「ジミニヒョンも居たんですよね」

JM「いたよ」


俺だってまさか本当にあの人を見つけるとは思わなかった。


通り過ぎる人の手をテヒョンがいきなり手を掴んだ時は何事だってくらいビックリしたし。



JK「俺のこと、何か言ってませんでした?」

JM「何にも。」

JK「………えっ」

JM「えっ、て何だよ。何も言ってなかったよ」

TH「強いて言うなら俺のこと褒めてたって話かな」



テヒョン、多分ジョングクが聞きたいのはそういう事じゃないだろうな。



JK「何も………」



だってお前、ただエレベーターに15分くらい閉じ込められてただけだろ?その人が何を話すと思ったんだろう。

でも少しショックを受けてるというか、残念そうなジョングクの顔を見るとあまり強く言えない。



JK「…そう、ですか。分かりました」

TH「そんな落ち込むなって。次に会った時にお前も言えばいいじゃん、ヌナって呼んでいいですかって」

JN「初対面でそれが出来るのはテヒョンくらいだろ」

JK「ていうか、許可制なんですか」

TH「ちなみにジミンも許可貰ってるよ」




おい、余計なこと言うなよ。


しゅん…、としてたジョングクが今度は怨念のような恨みがましい視線を送ってくる。何なんだよ。



JM「それはテヒョンに流されて……俺の意思じゃないし」

JK「じゃあ呼ばないで下さいヌナって」

JM「次にあったらそう呼ぶって約束しちゃったし」

JK「ジミニヒョン……俺の味方だと思ってたのに」



あれ、なんか俺、悪者?そもそもテヒョンが進んで絡みに行ったのに?俺は止めたのに?



JN「そもそもよく気づくよな。特別目立つ見た目じゃないのに」

JK「まぁ、そこは何となく」

TH「勘?」

JN「ちょっと俺には理解できない」



ジンヒョン。その2人に聞くだけ無駄ですよ。

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作成日時:2024年3月7日 21時

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