検索窓
今日:31 hit、昨日:28 hit、合計:30,166 hit

13 JM ページ13







何であんな事言ったんだよ。そう言ってもテヒョンはきっと俺の言葉をはぐらかすだろう。


あー……ジョングクも厄介になりつつあるのにお前まで興味を持つなよ。興味を持たせたのはジョングクだけど。


何も知らないメンバーがいる楽屋に戻ると、テヒョンは携帯でゲームをしてる末っ子にすぐ絡みに行く。


わかりやすいな、お前は。




「テヒョニヒョン何ですか?邪魔なんですけど」

「ねーお前の気になってるスタッフの名前教えて?」

「だから嫌ですって。自分で聞いてください」

「ふーんヒョンにそんな口聞いていいんだぁ」




もしかしてお前、この為に名前聞いたのか……?


呆れを通り越して脱力する俺に「ねぇジミナ?」と巻き込んでくるテヒョンと首を傾げてるジンヒョン。



JN「なんかテヒョン楽しそうだな」

「そうでしょうね」

「何かあった?」

「ヒョン……俺は一応止めたんです」



でもあからさまに「関わるな!」とも言えないし。面と向かってそんな事言う勇気なんて無かった。


ジョングクはクールにテヒョンを無視してゲームに夢中だ。お前が蒔いた種なのに。



「あのヌナのどこが良かったの?」

「どのヌナですか」

「オ・Aヌナ。」



ジョングクの指の動きがピタッと止まった。


おまえ、息まで止まってない?




「何でその名前っ………!!」

「ジョングクが教えてくれないからじゃん」

「どうやって……!」

「聞いてきちゃった、ジミンと一緒に。」



がたん!!と勢いよく立ち上がったマンネの視線が今度は俺に向く。しかし俺は冷静に首を左右に振った。


俺じゃない。俺は止めたんだよ。主犯格はテヒョン1人だ。


そもそも知ってたら俺は楽屋に残ってたよ。



「本人に聞いたんですか!?」

「うん。会えたのは偶然だったけど」

「何話したんですか…っ」

「落ち着きなよジョングク」

「ジミニヒョン……!」

「俺はエレベーター内でお前がお世話になりましたって言っただけ。」




オンマかよ。と興味なさげなユンギヒョンが言った。


いや、だってそれしか言うことなくない?



「どこにいました?」

「その辺にいたよ」

「ちょっと探してきます!」

「は!?探してどうするんだよ!」



「あ、俺もついて行こっかな」

「テヒョニヒョンは楽屋から出ないで下さい」

「ひどっ」




何でたかがスタッフにそんなに興味津々なんだよ。

14 JM→←12



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (73 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
558人がお気に入り
設定タグ:防弾少年団 , BTS , ジョングク
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作成日時:2024年3月7日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。