東京の悪魔Prt2 【男主】

#2 (81) ページ41

三ツ谷 「ちょっと待ってろよ、たけみっち。すぐ出来っから。」



花垣 「すぐ出来るって…なんか作ってるんすかね？」




武道の問いかけにぺーが答える。




ぺー 「特服だよ。喜べよ。お前の特服、三ツ谷とA直々に仕立ててくれてんだよ」



「初期メンバー以来だよね？たかちゃん」



三ツ谷 「俺らにとってのいちばんのフォーマルは、特服だろ？俺なりの感謝の気持ちだよ、たけみっち」





ミシンをかけながら三ツ谷は続ける。




三ツ谷 「8.3抗争ではドラケンを救ってくれて、血のハロウィンではみんなの目を覚ましてくれた。」




そして、こちらを向いた三ツ谷と目が合う。





三ツ谷 「だからお前の特服は、絶ッ対ェ俺が仕立てたかったんだ」



花垣 「ありがとうございます！！」




たけみっちはそう頭を下げる。




三ツ谷 「ばーか！俺が勝手にやってることだ」



三ツ谷 「着てみろよタケミっち！」



花垣 「はい！」



ぺー 「明日の集会が楽しみだな！」







花垣 「ど、どっすかね？」



貴方 「うん、イメージ通りだ」



三ツ谷 「そうだな、タケミっち。それ、明日の集会に来て来いよ」



花垣 「はい！」





武道が帰っていった





貴方 「明日の集会でまた、変えなきゃいけないんだけどね(笑)」



三ツ谷 「そうだな(笑)」



貴方 「じゃ、それ先に作っろうかな」



三ツ谷 「頑張れ」

#3 (82)→←武道へのプレゼント #1 (80)

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す