#8 (56) ―過去編― ページ14
―２００６年８月１３日―
貴方 「ねぇ真にぃ」
真一郎 「ん？どうした？」
貴方 「マイキー喜んでくれるかな？」
真一郎 「当たり前だろ！！それに、弟が単車ってダサいじゃん」
貴方 「ハハ、そうだね！」
８月１３日、僕は真にぃがマイキーの誕生日にあげるバブの修理を一緒に作業していた
それも、深夜に...
この時の僕は、この年の３月に事故でお父さんとお母さんを亡くなった年とだった
僕は、何も感じることが出来なくなっていた時、昔からの知り合いの真にぃが僕の家に訪ねてきてくれて、全部全部話して、スッキリして、また、マイキーたちとヤンチャできるようになった
真にぃは救世主だと言っても過言ではない、だって、あのままの僕だったら、この世に居なかったかもしれないしね！
まぁ、８月１３日の夜、あの時はマイキー、真にぃ、僕は何も思っていなかった
あんな事が起こるとは...
貴方 「あ、真にぃココ、前発注していた部品の方が良いんじゃない？」
真一郎 「お！本当だ！！流石だなぁAは」
貴方 「そんな事ないよ、ただ好きでやってただけだし」
真一郎 「好きでやってただけで、ここまで詳しいのは結構すごいぞ」
貴方 「ありがとう！」
真一郎 「そう言えば、Aは何のバイクのってるんだ？」
貴方 「確かCBR1000RR 2006年式だった気が...」
真一郎 「それって、最近出たばかりの奴じゃん」
貴方 「本当！？この、バイク、お父さんとお母さんが不良の僕を応援(？)してくれてる時に買ってくれたバイクなんだ！」
真一郎 「そっかぁ、じゃあそれは、大事に使いなよ」
貴方 「うん！」
貴方 「最後に、ここにねじ入れたら...」
真一郎 「よし！」
貴方/真一郎 「完成！！」
真一郎 「やっとできたな！！」
貴方 「うん！！」
真一郎 「じゃあ、コレ、店の展示の所に置いてくる」
貴方 「ハーイ！！」
真一郎 「そうだ、マイキー呼ぶか！」
貴方 「そうだね！」
真一郎 「電話出るかなぁ〜」
真一郎 「あ、マイキーか？うん...そうそうそう.....今からさ、俺の店来れる？見せたいモンあるから.....はぁーい」
貴方 「来るって？」
真一郎 「あぁ、マイキーどんな顔するかな」
貴方 「きっと、びっくりするんじゃない？」
真一郎 「そうだと良いな！！」
ガチン！！！
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作者名：霞蓮 | 作成日時：2022年12月15日 18時
