東京の悪魔prt1【男主】

9. ページ10

🚲(ドラケンの荷台に乗っています！！)




花垣 「あのなんでオレの事なんか気に入ったんでスか？」



マイキー 「……くっだらねー質問」



花垣 「スイマセン」



マイキー 「オレ10コ上の兄貴がいてさ」



マイキー 「死んじまったんだけどネ」



貴方 「ッ...」ギュウ←ドラケンの服を強く掴む



ドラケン 「大丈夫か？」



貴方 「多分...」



ドラケン 「無理だったら、耳塞いどきな」



貴方 「うん」



マイキー 「無鉄砲な人でさ」



マイキー「自分より全っ然強ぇ奴にも平気で喧嘩挑んじゃうの」



花垣 「へー かっこいい人だったんスね！」



マイキー「タケミっち兄貴に似てる」



花垣 「へ！？」



マイキー 「ね！A！！」



貴方 「...う、うん！」







マイキー 「今って不良がダセーって言われる時代だろ？」



マイキー 「兄貴の時代はさ、この辺りもすっげー数の暴走族がいてさ、その辺をチョッカンコール鳴らして走ってた」



マイキー 「みんな肩肘張ってさ、喧嘩ばっかして」



マイキー 「でも自分のケツは自分で拭いて」



マイキー 「そんな奴らがなんでダセーんだ？」



マイキー 「だから俺が不良の時代を創ってやる」



マイキー 「オマエもついてこい、俺はオマエが気に入った、花垣武道」



マイキー「喧嘩強ぇ奴なんていくらでもいんだよ」



マイキー「でもな”譲れねぇモン”の為なら、どんな奴にでも楯突ける」


マイキー 「オマエみたいな奴はそーいねぇ、考えとけよ」


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