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「不意打ちすぎてどうにも出来なかったんだもん…」

はぁ、っと深いため息をついて元太くんに見られる

元太「とにかく、北斗くんと目黒くんにはマジで気をつけて。なるべく俺らも気にはするけど、2人になる時とかは誰かに連絡するんだよ」

宮近「本当にそう」

「分かった、ありがとうね」

目黒先輩のおかげというか、せいというか
大切なモノを失った代わりに

3人がここまで話しかけてくれるようになって
ほんの少し仲良くなれたような気がして嬉しくなった

元太「あれ、アイツは？」

周りを見ると松倉くんが居なくて

あれ？と思っていたら

松倉「マジでごめんね」

と購買のめちゃくちゃ美味しいと有名なプリンを渡された

松倉「これで許してとは言わないけど、今日みたいにまた話したいから、仲良くしてください」

なんて言われちゃ敵わない

というか、別に松倉くんも悪気があったわけじゃないから怒ってはないんだけどね

元太「じゃ、食べよっか」

サロンの真ん中にある、何人掛け？ってくらいのサイズのテーブルに座れば

真横に元太くんが、
目の前に宮近くんと松倉くんが座る