“ お兄ちゃん ” って呼ばなきゃだめですか？《緑》 vol.5

■ ページ3

┄ Tatsuya side ┄



なぜこんな所に来たのか。
さっきの男と何があったのか。


気になるのに聞いていいのかわからず、思わず黙り込んでしまう。



「…深澤先輩、」

深「ん？」

「来てくれてありがとうございます、」

深「うん。……話聞かせてもらってもいい、？」

「はい…」

深「あ、その前に照と由香ちゃんにも連絡しないと。」

「岩本先輩と由香も…… 」

深「俺あの時、Aちゃんの教室にいたから…
ごめん、知られたくなかったよね、、」

「いえ、大丈夫です」

深「…じゃあ、照に電話するね」

「はい」





prrr...


岩「今どこ！？Aちゃんいた！？」

深「うん。今は一緒にいるから安心して」

岩「そっか、良かった。」


(岩「Aちゃんとふっか、一緒にいるって。」)

(由香「よかった…っ、」)


岩「それで、相手の男は？」

深「多分Aちゃんが電話くれた時にはもういなかったんだと思う。ここに着くまでずっと電話繋いだままにしてたから。」

岩「くそっ、許せねぇな、アイツ」

深「うん」



.

□→←□

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す