“ お兄ちゃん ” って呼ばなきゃだめですか？《緑》

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「これでやっと夏休み！って感じだね〜」

蓮「だな。夏休みも会える？」

「えっ、あ、うん。」

蓮「花火大会とか行こうよ。浴衣着てさ。」

「浴衣〜？まぁ、いいけど。」

蓮「一応言っとくけど、2人だからね？」

「あー、うん。」

蓮「俺、ガンガン誘うって言ったから。」

「うん笑」




“ 蓮くんにも近づかないで！”


その言葉が頭の中に響いたけど、嬉しそうな蓮の表情見てたら、ま、いっか。って気になった。


私が近づいてるわけじゃないし、私が誰と一緒にいようが貴方には関係ないでしょ？ってさっき言えなかった言葉を心の中で言い放つ




「よしっ、夏休み楽しむぞーっ！」

蓮「急にっ！？笑」

「何しようかな、って考えたら、楽しみになってきたから」

蓮「Aといっぱい遊ぶぞー！」

「康二とラウと由香といっぱい遊ぶぞー！」

蓮「ねぇ、俺は！？」

「ふふっ笑 みんなでいっぱい遊ぼ！」

蓮「はいはい笑」






今日はハンバーガー屋さんでお昼を済ませる

その後ウィンドウショッピングをして、昨日よりもちょっと遅めの時間に家に着いた。



「今日のこと、先輩達には言わないでね？」

蓮「なんで？」

「だって何もしてないもん。周りが勘違いして先走ってるだけ。」

蓮「でも、妹が…って話は、」

「まぁ、それは事実だから仕方ない！笑」

蓮「……Aがそれでいいなら黙ってるけど、次何かあったら絶対教えろよ？」

「うん」



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