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「ただいま〜」
?「おかえり〜」
高校2年の夏休み
補習から帰った私を家で出迎えてくれたのは
生徒会長の阿部亮平先輩
「 え？……えぇっ！！？」
マ「んもう、なに？おっきな声だして」
「いやいやいやいや、んもうっ、じゃなくて！！なんで？」
マ「あ、紹介するわね！こちら亮平くんのお父さんの正隆さん。再婚してAの新しいお父さんになるのよ。」
父「よろしくね、Aちゃん」
「あっ、えっと、初めまして、Aです。よろしくお願いします。」
突然のことに戸惑いながら軽く会釈をする。
マ「それで、こちらがAのお兄ちゃんになる亮平くんね。」
亮「仲良くしてね」
「… あ、はい。よろしくお願いします、」
ママのマイペースにももう慣れたと思ったけど、まだまだママのほうが一枚も二枚も上手だったな
マ「これからみんなでご飯食べに行くから、Aは早く着替えてきなさい。」
「えっ！わたし無理だよ？今日課題いっぱいあるもん…」
課題があるのは本当。
だけど、行きたくない理由はそれだけじゃない。
父「勉強なら亮平に教えてもらうといいよ」
「えっ… いや、それはちょっと…」
亮「俺はいいよ？教えよっか？」
マ「亮平くんもそう言ってくれてる事だし、しっかり教わってさっさと終わらせちゃいなさい。」
「…… 大丈夫です、自分でできます。食事は3人で行ってきてください。」
自分の家のはずなのに、なぜか居心地の悪いこの空間に涙が出そうになって、私は急いで部屋に戻った。
誰も悪くないのはわかってる。
私が小学2年生の時パパが事故で死んでから、ママは1人で私を育ててくれた。
授業参観も、運動会も、学校の行事には全部来てくれたし、何不自由なくここまで元気に明るく過ごせたのは本当にママのおかげだって感謝してる。
だけど今回はあまりに突然で、亮平先輩と亮平先輩のお父さんと話すママが楽しそうで、嬉しそうで…
私1人置いてきぼりにされた気がした。
きっと戸惑ってるのは、私だけ。
そう思ったら苦しくなって、涙が止まらなかった。
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美紀(プロフ) - SnowMan大好きです亮平君と翔太君と涼太君寄りのオール担当です最高です更新大変だと思います頑張ってください応援してますコロナウイルスに気をつけてくださいね (2021年8月13日 9時) (
レス) id: e19dcb272d (このIDを非表示/違反報告)
さら - はじめまして！！このお話大好きです！！私は阿部ちゃんふっか翔太くん推しです！！続き楽しみにしてますね！！暑さとコロナで大変ですが、お体には気を付けて下さいね！！ (2021年8月12日 22時) (レス) id: d237d559b7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：U | 作成日時：2021年8月12日 12時
